

今週末は旧暦の新年になりますね。中国国内では当然、億単位の人が大移動します。
人は何故、父母から離れて親族から離れて、夫婦も何故かどうしても別れて暮らさなければならないのだろうかと、日本も基本的に元旦では故郷で暮らすことを選ぶ方が多いですね。
ひょっとしてですが、人類は本当に生計のために遠いところで暮らすことは今の世の中では当たり前かもしれません。自分の従兄弟の一人は故郷上海からはどうしても離れたくないと言っていましたね。
私が中国の地方の戸籍で中々故郷上海に戻れないことを悩み、上海がダメならばニューヨックは、東京はどうだろうかと留学に力を入れていたところ、自分はふっと思うと何故か海外に行けば、自分は結局、故郷で生活することができないと、あの頃、自分は本当に生涯故郷で生活することは不可能かと思うと本当に悲しくなりました。
現在、自分は日本の東京をベースにしています。私は今、上海も戻ったら多分生計が立たないです。日本人の多くの方は素直な性格で私の今の本業である太極拳は日本人に非常にマッチいていると確信しています。わかりやすく言えば、太極は、日本人に教えやすいです。
逆に申すと、中国人は本当に色々な豊な想像を持っていますが、太極の練習では想像しすぎると成功しません。
太極は、考えずに練習するだけです。
太極門の多くの流派は公にその流派の色々な秘伝を教えたくないことはこれに関連しています。私は最近になって、入会希望の方に対しては太極の練習は続けることが大切だと伝え始めています。太極は自分自身の体を変えていくことです。
本当に太極が好きになった人は、生涯かけて毎日のように練習すると思います。
3ヶ月で二十四式太極拳を完成させて、賞状を渡す教室もあります。高額なDVDを販売して日本では何故かかなり人気な二十四式太極拳が学べる方法もあります。これはどちらかというと太極拳の世界です。
太極の世界はそんなに浅くないです。私達の教室は間も無く10年目に入りますが、一週間で退会された方は沢山いましたね。面白くないからですね。私は一人ひとりに続けることが大切だとずっと申し上げています。何故、すぐに去るのかと自分は色々な原因を探りました。
一、太極門の教室である認識は日本では中々広がらないことです。私達の教室を普通の街角の教室の一つとして認識すれば、普通のたかが太極拳教室なのに、教えている人は偉そうで態度がでかいと…普通に教えていましたが、一部の方からするとここは日本、あなた(沈剛)はただの一人の太極拳教室を教えている先生、すぐ隣で教えている二十四式太極拳の先生とは一緒だと…これは、自分は普通に言われましたね。
一、自分が教えている内容は世の中で教えている内容とかなり違うと、これは当たり前です。世間が教えている内容もかなりバラバラですが、一部の人は以前の教室で学んだ内容と異なるとどうしても固定観念がはたらき、私が教えているないように納得できないです。
一、一部の武道や格闘技では、その流派の内容が色々な原因で乏しく、他のいかなる武術でも取り入れたい気持ちはわかりますが、世界のどの武術も一定の成果を得るには時間はかかるわけです。がしかし、今日の世の中では武術は簡単に身につくと教えているところはそれなりに多いですが、ならば、他の武術も簡単に身につくと勝手に思い、他の武術の内容を簡単に手に入れようとしますが、他派練習に参加してみて、その練習は面白くないし、しかも、難しい。そして、つまらない。退会と、言うパターンもあります。
おかげさまで、今の私達の教室メンバーは皆がほとんど安定しています。呉式太極拳の素晴らしさを実感している方々は教室に残っています。自己中心な人はかなりやめました。まだ、数人がやめていくと思います。自分の考えが常に正しいと、ならば当然、人の教えはどうでもよいと…こういう個性を持たれる方はおそらく私達の教室には似合わないと思います。
呉式太極拳、わずかですが、会員募集しています。太極拳とまったく無経験の方も歓迎します。ていうか、もはや無経験の方は固定観念があってもネットで色々な太極拳の文書を読んだだけのレベルですので、意外に他の太極拳教室を経験した方々より当方の内容を把握しやすいと思います。未経験の方々も、固定観念をあまり持たない経験者の方も歓迎します。
すべてのご縁で繋がっている方々と練習します。
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