第1474話 津々浦々レベルの誤解
- 2019/09/02
- 13:32

昨今の人間の大きな欠点だとは感じていますが、世界のどの国の近代人、もちろん、年をとられても近代的な生き方をしていれば近代人そのものですね。近代人の一番大きな特徴は自信満々でありますね。自分自身が間違うことがないです。自身の師匠は絶対巨匠で常に正解の代表者であります。そうすると国家免許や大学以上の学歴ではない限り、一部の人間は周りについてきた人々をいかにも上手い方法で洗脳をかけ、いかにも自身が言って...
第1405話 人の命は
- 2019/06/25
- 09:12

二度ほどに面識がある人間が亡くなりました。私は何故か最近、結婚式よりもお葬式が大分増えまして、数年前に40代の親友が亡くなったことで私はかなりショックでした。先生いつもお世話になっております。先日は、中国の画家で太極拳も練習している梅墨生さんが亡くなったと伺っております。彼は中国国内では養生大師と太極大師になっていましたが、今回の死因は直腸がんだと報じられています。彼が練習している呉式太極拳は、私は...
第995話 发牢骚
- 2018/05/12
- 08:52

发は日本語の発です。牢骚は一般的に不満、または愚痴のことを指します。今日の中国では、ネットでの交流はほとんど、We Chatを利用するのです。日本人もアカウントを所持している方がかなり多いですね。中国はこの数十年ではかなりの進歩を成し遂げたのですが、逆にこの凄まじい進歩についていけない人間もかなり生まれました。We Chatで昨今、何故か多くの中国人は私に色々と不平不満を言うようになりましたね。同じグループの中...
第742話 希望を感じていた80年代
- 2017/08/26
- 01:14

このように申すと確かに、中国は1980年代の初頭から改革開放がはじまったわけですが、私の大元である鑑泉社も1982年という年に再び立ち上げ、公に国の制定太極拳以外の太極拳を伝授できるのもあの頃でした。青年の頃の私達はあの頃から希望を感じ、英語ならなんとかなっていた我々も色々な可能性を探りはじめていました。しかし、当時の私達は何も知っていなくて、特に私のような田舎育ちの人間は海外の生活について、当時から流行...
第734話 捧着罩着
- 2017/08/18
- 00:28

今日はとことん中国語の勉強をしてみたいです。まあ、わかりにくいと思いますね。「捧着」、自分を低くしてでも他人を高く持ち上げることです。「罩着」、鎧になって同業者に被せて守って上げることです。この例えはよく、中国武術の界隈で使われてきました。これは、中国武術が昔から免許制度がないこともあって、いつの時代も中国武術の競争は激しいからです。武術は中国ではロマンチックな職業であり、今日になると世界の色々な...