第455話 弛めば・・・
- 2016/11/21
- 00:02

太極の最上級の状態では、全身を弛めば体の全体は自然に伸びていくはずです。勿論、上級者の太極はこのように全身の内面的な柔和で体が自然に自動的に動くはずです。これが私達が申す「内勁」はこれです。これを一部の会員や弟子に説明してみたいと考えております。勿論、これは長年の修練の結果です。どんなに自己暗示をしても成し遂げられることではありません。体を弛むことは多くのことを同時に行わなければ成りません。私達の...
第454話 納得
- 2016/11/19
- 22:10

朝早く北海道から出発しやっとのことで今は家路のバスで一服中。遠方への太極教学は私にとって日本の勉強でもありますし、この国で私に最初に決意させて頂いた自分自身の研究会以外の倶楽部への授業点は、飛行機でも1時間30分がかかってしまう程の遠い雪国です。当然、これはそちらのクラブの方々の熱意と謙虚な態度が私を駆り立てた結果であります。この点に関しては今回、一緒に北海道入りしていた本研究会の経営担当の者も同感...
第453話 何を教えれば・・・
- 2016/11/18
- 23:37

数回に渡り北海道入りし、わたくしがの専門である太極を教えております。本日付は久しぶりにいつもと違う教えをします。正直に申すと私は最初に北海道入りの時々にはかなりの不安が伴っていました。だって、私は制定種目の24式太極拳でさえ覚えていないです。これは今日になっても変わりません。 私は太極の家で太極を学び、私の国では民間の太極拳家が再び公に自由に太極拳を教えることが許されたのは1980ではないかと記憶してお...
第452話 対談
- 2016/11/17
- 00:43

本日は新しい試みとして対談と言うテーマで書いてみたいと思います。これは人様と話し合いをして、それを可能な限り記録する新しいブログの書き方です。当然。対談は相手がいなければ成り立ちませんが、本日のブログは対談者の了解を得てからの記事になっております。ブログの初めての対談者は熊本からいらっしゃいました外科医の濱崎 清利先生です。濱崎先生とはfacebookで知り合った友人であり、今回は初対面であります。しか...
第451話 趣味と人生
- 2016/11/16
- 00:00

人生の中には誰もがいくつの趣味を待たれるはずですが、私は字を書くと 本当に信じられない悪筆であり、絵描きの勉強もしたしまが教えていた先制がびっくりするほどに私は絵描きに向いていないようです。それでも私は画家の先生に芸術への憧れを猛アピールすると何故か写真撮影を進められ、この趣味は今日まで続いています。太極は私の趣味ではないことは、ブログを読まれている方の誰もがご存じのはずです。勿論、私も最初の十年...
第450話 詰まらない武術
- 2016/11/15
- 01:25

日本国はお侍の国として知られており、武道好きな方がかなり多いです。日本国民は単純と言ったら確かに単純ですよね。武道や武術の映画でも見れば、たちまちその流派を信頼してしまう方がかなり多いようです。勿論、日本国の優れた人間性でどの種類の武術も皆様は懸命に練習しています。しかし、本来の太極といえば、用法のような具体的な手段もなければ、秘伝を覚えるだけで忽ち達人になることも有り得ないです。太極は本当に詰ま...
第449話 感知できない攻め
- 2016/11/14
- 00:06

多くの武術は攻める手の速さと形を重視し、戦う相手の手を封じたり返せなかったりして攻めていきます。日本武道の一部では、なんとかとりあえず形でも暗記して、いつかは哲学的な使い方と内面的な強さが理解できるIQが高い人現れるのをひたすら待つようです。ところで、世界のどの武術も攻めをすれば、それが感知されて止められたり交わされたり、真っ向勝負されたりします。これほどの攻め合いで強くなる為ならおそらく、体の極限...
第448話 優しい目付きと手付き
- 2016/11/13
- 00:51

武術は格闘の為のものです。一般的に申すとかなりきつい目付きで相手を威嚇します。世界のどの国の制定太極拳の試合でも綺麗な目付きで遠くを見渡し、その空間の大きさを作ることとして知られています。電光石火の色々な複雑な動きの中では、目を光っていないと攻撃されるのは当たり前です。武術は速さで勝負し目で確認しながら動くのは常識です。しかし、太極は「以慢打快」という基本であり、人と接した際の一瞬の感覚で相手の最...
第447話 面子と勁路修練
- 2016/11/12
- 00:34

この世のすべての国民と民族が面子というものを欲しがります。中国と言えば、少数民族が多く、先日の数人の日本人の方に鑑泉社の申込書を渡したところではなんと、申込欄の中に民族欄がありました。私は日本人の皆様に冗談で、「大和民族」とでも記入したらどうでだろうかと勧めていました。もちろん、民族と国によって、面子の範疇が違います。中国国内では、太極修練を教える先生の面子問題はかなり難しいです。人は誰でも歳をと...
第446話 慢架を中止させられて
- 2016/11/11
- 00:01

何度かこの話題で愚痴を溢したことがありますが、実際に教えて私は日中両国で自分自身の練習や弟子や学生の皆との練習などで何回も慢架の練習を止められたことがあります。まあ、私は太極の練習では、一つの動きが基本的に一つの呼吸で動いており、時折、練習しながら学んでいる皆様へ注意をする際にも十分に呼吸に注意を払っています。百歩引いて、私たちの研究会で勉強されている初心者の方々は、一つの呼吸が一つの動作を組ませ...