第575話 制定太極拳からの啓示
- 2017/03/21
- 12:55
平成29年3月21日火曜日 雨制定太極拳は基本的に本来の太極拳とは別物であることは、ほとんどの関係者が認めているようですが、特定の条件の元で制定太極拳選手の太極拳がかなり上級の太極修練者の状態に近いことも確認しております。若い方で、無理に体を酷使せず、食生活も謹んで対処していれば、適度に全身の筋肉や筋を伸びていれば、その太極拳は上級者の太極状態に似るはずです。上級者の太極状態は一つひとつの動きはしっか...
第574話 武術としての太極
- 2017/03/20
- 12:17
平成29年3月20日月曜日 晴今日の世界では、多くの団体が健康の為に武術を練習しています。もちろん、これ程に素晴らしい目標はないと思いますね。今日の国と国と国境線辺りで摩擦があっても、世界の人々は基本的に平和です。立て続きの世界的な不況で人々は本当に慌ただしい日々を送っています。健康は我々にとって、かなり大切な事になります。健康は本当に、すべての人間にとっての人生の大切なことです。健康があれば、世の中...
第573話 太極の色々な逃道
- 2017/03/18
- 20:16
平成29年3月19日日曜日 晴
私も若い頃は太極への理解力が乏しく、自分自身の為に色々な逃道を作っていました。
しかし、自分自身がかつての色々な行動が逃道であることを完全に悟ったのは、十数年前からのことになります。ならば、私も偉そうに太極の逃道で色々な口実を主張している方々を批判するのも言語道断に過ぎません。
若い頃の私は、他の若者と変わらぬ、自分の流派の色々な套路を覚えることで満足...
第572話 教えの違いからの啓示
- 2017/03/18
- 11:25

平成29年3月18日土曜日 晴武術も太極も教える者によっては教え方が違うのは仕方がありません。一般的に申すと、教える先生の感覚でどうすれば、実戦で役立つ感覚が違ってきますが、もちろん、その感覚を得る為にどのように体を動かせばよいかは、それぞれの解釈も違ってきます。太極の場合では、一般的に申すとまずはどの流派も先に展開した大きな動きを求めていくわけです。いわゆる、「先求展開、再求収斂」です。私達の流派で...
第571話 円の誤解
- 2017/03/17
- 10:14

平成29年3月17日金曜日 晴太極は一つの円であり、動きもできる限り体で球体を表現することで知られています。もちろん、太極の円周上の動きは否定できないものの、太極原理の本来の意味合いでは、太極の円とは、円満であることを現しています。人間の内面を重視した動きならば、確かに結果としては円周運動なら、自分自身の欠点が隠れ易いです。しかし、この考えは互いに太極を修練し互いに「随曲就伸」を最大限に実行する者なら...
第570話 足を使う際の身法
- 2017/03/16
- 11:07

平成29年3月16日木曜日 晴太極拳の練習で手足を動く際に体も同時に従って動き、手足の動きに溶け込んでいる状態が理想です。わかりやすく言えば、体の色々な硬直で手足の妨げにならないようにすることです。一般的に、太極で言われている足の使い方は双摆莲、分脚、蹬脚、金鸡独立、胯下势、進步搂膝、退步倒撵猴が上げられます。当然、腰と骨盤は力まない状態であれば。上下のバランスも自然に保たれます。重心も当然、安定です...
第569話 他顕我隠
- 2017/03/15
- 10:17

人との手合いでは当然、勝つことが目的になります。しかし、太極修練者は基本的に戦うことを自ら臨んむことは少なかったです。少なくとも中国の清朝当たりまでは、中国で道場破りが多く、それによっての怪我や事故はなかなか絶えなかった時代がありましたね。ところで、今日になると世界全体が平和になって、武術による手合いもかなり少なくなったのです。平和社会になればこれほどの嬉しいことがありません。しかし、手合いが少な...
第568話 進化が少ない段階
- 2017/03/14
- 13:40
平成29年3月14日火曜日 雨研究会が4周年を迎えたところですが、自分自身の記録からすると、私は少なくとも10年近くに渡り著しい太極勁の進化を感じていなかったです。これは、呉式太極拳研究会を立ち上げより6年前からという事になります。もちろん、人によって、この私くらいの実力で進化が急に感じなくなることはないと思います。先代の二人は80歳を過ぎても確実に実力が上がっていました。修行の足りなさは私も避けられないで...
第567話 捨己従人為随
- 2017/03/13
- 10:41
平成29年3月13日月曜日 曇太極拳講義の言葉です。自分自身の動きが一定レベルまで人の動きに溶け込んでいれば、十三勢の「随勁」が備わってくると説明しています。十三勢の一番肝心な勁路である「粘、連、黏、随」の中でも、人の動きに従うことが、他のどの武術にもない動きであり、太極修練の中でも難しい部類になります。「随」はただ、手だけで人の動きに従うことではありません。体全体が人の動きに溶け込んでいくようになり...
第566話 APS-Cはご存知か
- 2017/03/12
- 00:29
平成29年3月12日日曜日 晴いつもと違う話題でまことに申し訳ございません。若い頃にカメラメーカーの仕事をしていた関係でついつい、カメラ関係で社会問題を見てしまう癖があり、本日は少しでも皆様がわかりやすいように述べて参ります。今日の写真撮影のカメラはデジカメが主流になっており、画像を記録するCCDの大きさでカメラの値段も違いますが、当然、CCDが大きければ、お値段もお高いです。大きいサイズの35mmフルサイズの...