第1066話 猛暑
- 2018/07/22
- 01:03

連日の猛暑でかなり寝不足している方もいますが、猛暑と言えば、私の少年時代では中国大地のほとんどの家がエアコンがなく、金持ちならば扇風機があると、夏は暑いだと当たり前の時代でしたね。当時の鑑泉社の家族の練習も扇風機一つで練習していました。今日もまだ青空教室がかなり流行っていますが、当時では公園で太極拳を教えるのは当たり前でしたね。同門の者は体育館教室という名前で経営していましたが、実際には体育館の外の広場が教室でしたね。当時の青空太極拳教室は陰の下と言っても涼しくありません。呉式太極拳はあまり激しく動かないこともあって、夏は外ではあまり快架や武器の套路避けて、ゆったりの慢架を中心に練習していました。我々のすぐ隣に長拳や心意六合拳の教室の皆はまさに泳いだ感じでしたね。中には上半身を裸にして、ハーフパンツ一丁で練習する者もいました。
考えてみると、アフリカの人々は我々よりももっと高い気温の中で生活していますよね。もちろん、エアコンの中の生活とは限りません。農民や建築現場などの職業は野外が当たり前です。毎日が40度越えですね。その方々はなんとか生きているようです。今日の東京で優れている生活条件下でエアコンで慣れ、会社から駅までの少しの歩行も正直に申すと多分40度は越えていないはずですし、我々は普通に熱射病になったり風邪をひいたりしています。今年の日本では夏になってからは多くの犠牲者も出されているようです。夏が終わらないと結論は出せないですが、今年は最悪の結果になりそうです。
先般の関西の水害による被害は何故か長引くようです。行政や国の担当者は何をやっているのかと伺おうですが、この国の政治はこのような事件に対する解決策がほとんど出せないことも事実でしょう。今日になっても東日本大震災による被害が解決したとは言えないでしょう。本日は地元の駅前に西日本の水害の募金チームが現れました。多くの熱心な方が小銭を入れていましたね。以前、今日ではほとんどのお店が中国人に占領された銀座の町にも、日本語で書かれている募金の看板を持たれて懸命に叫ばれている団体を見かけたことがあります。私は募金をされている方々に伺おうと思ったのですが、国会議事堂前で募金をすればよいのではないでしょうと、まあ、あまりにも日本人らしくない行動ですのでやめておきました。
とにかく、私は今日の日本は全体的にかなり乱れていると感じています。タオイズムの考えでは、人間が多くの不安要素の下では体のバランスもおかしくなり、病気にも掛かりやすいです。私は今日、出来る限りの会員の皆様の健康サポートに徹しております。
来週の週明けには関東も40度越えの恐れがあると報じられていますが、私が最も心配しているのはご年配の方々です。我々レベルの体では何かあったとしても自分だけで救急車を呼ぶことが可能ですが、年をとると誰もが反応が鈍くなりますね。ご一緒に住んでいない親御様に電話などの連絡をしてみてください。特別な猛暑が来ています。しかも、かなりの高い湿度によって我々があまり慣れていない猛暑が来ています。
皆様、気を付けて、乗り越えましょう。


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