第1100話 疲労の果て
- 2018/08/25
- 11:20

昨日は久し振りに歩きましたね。四万歩を超える計測でしたが、実際にところには何故かもっと歩いた気がしてやみません。まあ、年をとったとしか思えないのですね。具体的に申しますと、この年になって何故か疲れが抜けるのが遅くなって、今朝はいつもの時間に起きていたら体がかなり怠く、更に30分程に横になってゆっくりと休んでからやっと通常の生活に戻りましたね。単純に申すとこれは、疲れの回復が遅くなったことですが、もっと露骨に申すとこの体はもう2度と若者のような状態には戻れないことになります。本人としてはあまりこれを認めたくないのですが…
しかし、昨日の甥っ子の体力状態を拝見していると私は更にびっくりしています。私とほぼ同様に歩行をしていたはずですが、夕飯になったところではかなり疲れた様子で食事をする元気もほとんど残っていないようです。話しを伺うと、連日の歩行のせいにしていますが、私達の若い頃も旅行に行けば一日中歩行して、これを一週間もずっと続きましたね。旅行終了後の翌日は仕事もしっかりこなしていましたね。実際、今日の若者はネットの前でゲームを遊んでいて1日を過ごすこともあれば、中国の若者は大学の勉強ではかなりの時間をかけて勉強していることは世界でも有名な話しです。私も日本の大学を経験したことがあり、中国の大学生は日本人大学生より勉強に時間をかけていると感じています。
このように今日の世界では、国によっての体力の差がかなり目立ちます。昨日は私の従兄弟が試しに私のカメラリュックを持って見たのですが、あまりの重さでびっくりしたようです。まあ、15キロ位の物ですね。中には写真好きの方でしたら600mmレンズを背負って山道を歩く位の体力を持ち、平地ではなく山道を歩くこともまったく珍しくありません。人の体力は鍛える程に維持できると言われていますが、実際に、私は自身のl体の機能が大分下がってきたことはおそらく、誰よりも感じていて、これは逆に更なる太極の練習のきっかけにもなっています。
スポーツのマラソンや、民間人の我々が懸命にやっている長距離の歩行は似たもの同士だと思っております。人間はどれほどに一定の動きが続くのだろうかは体のすべての関節と全体の筋肉の動きが体に対する影響、天候の影響、歩行時の心の状態なども、体の疲れの度合いが決まります。
長時間の歩行は確かに疲れますが、心身とも疲れの洗練を受けては老化を少しでも遅れればこれほどの養生はないでしょう。
陰陽五行を無視するような太極拳を練習するならば、休日の歩行をお勧め致します。


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