第1164話 人の疲れ
- 2018/10/28
- 01:56

現在のブログは最初、人の疲れや人間の寂しさの研究もしていくつもりでしたが、どうしても自身の現在の職業である太極について語ってしまいますね。最近では、いつもの休日では多くの知人と色々な話を交わし、更に紹介していただいた方々の話も色々と話をうかがったところでは、今日の多くの日本人が疲れていることがわかってきました。
まあ、日本国の住民は昔から疲れていましたね。私が平成元年に日本に上陸してからはほぼ毎日のように始発の地下鉄で築地に向かっていました。早起きでかなり高い時給が得られるので、体力に自信があれば、あの頃は誰でも築地市場で働いていました。
あの頃は、まずは公衆電話で電話をかけて、募集をかけている会社はどこも朝が早いですので、早起き出来るかどうか、長く勤めてくれるかどうかを確認できれば、すぐに面接の要求が出されます。
あの頃だと、面接をすればその次の日に仕事が始まることがほとんどです。日本語はあまり関係ありません。築地市場は体力さえあれば、数字を覚えるのが苦手ではなければ、基本的に誰でも働けます。
当時の我々は日本語学校の生徒として、6ヶ月でビザの更新をしなければなりませんでした。来年の単純労働入管法が国会で通れば、日本国に単純労働で得られるビザが当時の我々よりも長いと思います。
まあ、当時の日本語学校の6ヶ月ビザは今ならば私も理解いたします。真面目に日本語を勉強する人はほとんどいませんでしたね。
もちろん、なんとか日本国の大学に入学する目的で来日している方もいました。当然、日夜問わずに勉強しました。私はその中の一人でした。
学業とアルバイトをこなすには、睡眠時間を短縮するしかありません。しかも、私は太極拳の練習は省いていませんでした。体を誤魔化すためにはタバコもかなり吸っていました。当時は公の場での喫煙は普通でした。ホームの端には灰皿も置かれていました。それでも面倒くさい人はホームの下にどんどんと吸い殻を落としていましたね。中国人も日本人も…
あの頃ほどに疲れることは基本的にありませんと、今日の私が感じています。私は現在の稼業の前の事業は失敗で終えています。財産がほとんどないことで私は逆に現在は大きな事業は展開できません。無理な大きな事業ができないことが今後の稼業が長く細くへと導いてくれています。
今日の私は基本的に生涯現役の設定をしており、よって、あまり無理して働いて沢山のお金を得られるかもしれませんが、どこかの段階で働けなくなったら困ります。仕事も細く長く続かなければならない時代が来ましたね。
私は、誰よりも太極拳の練習を沢山しなければなりません。国際結婚の家庭は一般の家庭よりも意外と色々な問題が起きます。私はなんとか長生きをしたいと考えております。妻が無力で一人をこの世に残しておくのがとても残酷に思います。
おかげさまで、今の私はほとんどストレスを感じなくなりました。麻痺したこともあって、神経が太くなったとも感じていますが、私は日本語学校時代と比べればもはや、ストレスらしいストレスがありません。普通に人様の相談を受けて、持っている人脈でその人の悩みの解決を頑張って没頭していけば、私は基本的に疲れを感じません。研究会の会員さんが退会すれば、常に募集をしていればまた入会されることは見込めます。あまりにも神経がきんちょうしていれば、趣味の写真に没頭しています。それでも、疲れが取れないならば、おかげさまでお酒が大分弱くなったので、コンビニのお酒の缶一つで大体体が落ち着きます。まあ、このくらいのお酒でしたら体に害も有り得ないでしょうね。
私は横になったらなんとか寝られます。これはおそらく長い間の猛烈タイプ社員のおかげさまだと感じています。
私は、考え過ぎは絶対にいけないと思っています。起きた問題を一刻でも速く解決すれば、人間は基本的になんの悩みでもないはずです。問題解決が済めば、その時は思い切り寝ればよいかと思いますが、その時の太極拳の練習は私にとっても至福の時になります。
人は理不尽な問題を解決できれば、基本的に疲れも通り過ぎます。悩んでいる時間があれば、問題解決をしましょう。では、寝ます。


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