第127話 年を忘れる会
- 2015/12/27
- 00:38

日本人なら誰でもわかる忘年会のことです。在日外国人も皆がこの言葉はわかりますね。特に我々では来日して持ち金はそんなにない為、誰もがレストランでアルバイトをしたことがあるはずです。忘年会は昔の我々にしては仕事そのものです。しかし、今日では我々も忘年会を開催するチャンスがやってきましたね。
ストレスが年間を通して溜まっていれば、年末にぱっとしてはしゃいですべてを吹っ飛ばすことは必要ですね。まあ、昔の景気のよい日本では皆様が毎晩のように吹っ飛ばしていましたが、まあ、毎晩のように飲めば、体も壊しますが…お酒は楽しむ程の量ならよいでしょう。
日本人の方々は夜の一杯を非常に大切にしている理由はただのストレスを吹っ飛ばすことだけではありません。
私が努めていた会社の凄腕の先輩はいつものように、皆と一杯を飲む時に仲間の話しを徹底して聞いているのです。そして、皆さんを一生懸命に喋らせるのでしたね。その先輩の話しでは、人様の誰でもきっと自分にはない輝くポイントを持っているはずだそうです。
勿論、日本は昔非常に忙しい時代があって、勤務中にはこのような互いに学び合う時間はないでしょう。今日の不況で全体的に会社の忙しさが緩和されたにしても会社の勤務時間は給料を得る為に働くべきとの認識が先進国の共通点でもあり、逆に遊び感覚で働ける世界の銀河軍団のような大手会社は正解を見渡してもいくつもありません。
私達のようなごく普通の人間なら、仕事に全神経を集中して働くことが当たり前です。私では遊びながら働けるほどの頭脳はないですね。
普通の人間は誰でもストレスが溜まってしまいます。逆にIQが高い方が本当にストレスは溜まらないと言ったら必ずしもそうとも言えません。頭のいい方でその性格が安定していれば、普通の人間よりはいくらかストレスから遠ざかることができますね。
逆に考えると、お酒で記憶を消すことができるのでしょうかと、いいえ、それは不可能です。勿論、アルコール中毒になって脳が壊れれば、かつての記憶は亡くなりますが…ここまでは飲む人はあまりいませんよね。よって、本日の酔いは明日になって、明後日なったら必ず消えてしまいます。ならば、微酔いで私の感覚では一番楽しいですね。
忘年会のシーズンで酔うことは当たり前ですが、酔った勢いで人様に迷惑をかけないことも社会人としての常識です。人様にぶつかっていませんか、満員電車の中にて大声で喋っていませんか…
皆で楽しいお酒を飲みましょう。美酒は心が酔えばいいですね。
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