第1456話 不思議な社会の乱れ

基本的に近代社会においては何かの社会問題を指摘すると必ずと言ってもいい位に、人々はどうしょうもないとこれを避けます。社会問題だから、皆が無意識のうちにやっているから、まあ、中には自分もやっているとかの例もあろうかと思います。
昨日は銀座で散策しながら写真撮影しましたが、銀座の町はいつこのように乱れているのかは本当に不思議に感じていますね。もちろん、海外の観光客はかなり町を乱していることは事実ですが、日本人も何故か本当に不思議な行動が増えましたね。昨日では色々とあり過ぎて何度も写真を撮ろうと思いましたが、日本人ならば肖像権がかなり厳しい規定があり、適当に写真撮影をすると大問題になるのでやめました。
狭い車の中に奥様と子供を乗せているのに、父さんはタバコを吸っていて、吸い殻を車外へ投げ捨てましたね。赤信号を待っているところだったので、普通の日本語会話が聞こえたのです。
駅では走っている人より思い切り背中が押されて、その人は一言も言わずに走っていきました。私は何かの襲撃事件だと思い足の蹴りが半分出たところでやみましたね。
スマホを見て前方をまったく確認せずにして、片手にはかなり長い傘を懸命に振って、複数の人に当たりながら歩行していましたね。国籍は不明です。



昨日のブログで故郷の上海は昔からごった返しの町であると書きましたが、昨今の日本も本当に事件が増えましたね。昨日もどこかで放火事件があったようですね。今日では小中高の教諭が少しでも厳しくするとパワハラになって責任を問われますが、教育しなければ私は今後の社会の治安が益々悪くなると感じています。人込みの町は一人の人間だけが生きているわけではありません。
今日では東京都内の多くの町が路上喫煙を禁じていますが、それでも歩きタバコをする人がいるとは本当に不思議ですね。私が来日した頃では駅のホームでも灰皿が置いてあれば喫煙が可能になっていました。それでも、喫煙所以外のホームの横で喫煙する人がいて、吸い殻は線路の下に投げ捨てていましたね。清掃の人間が電車が完全に止まっている深夜で吸い殻を拾っていたと伺っております。お金を払っているから何でもすればよいだろうかとつくづく感じています。

まして、近頃の歩きスマホや喫煙、人込みの中で起きた色々な理不尽な衝突や受動的に受ける被害は、周りの人々は一円ともいただいていませんね。私はスマホを見る時は人が通らないところで見ることを徹しています。人様に迷惑をかけたくないからですね。おタバコは13年前にやめました。私は電車で座っていたらスマホも見ています。近代人ですからね。電車に座ってスマホを見る時はなるべく横の人に肘が当たらないようにしています。人込みの中ではぶつからない保証はないですが、万が一の時は人様に一言声をかければどんな事件にもならないです。電車の中で投げ足などで人に当たりそうな行動をする人は自家用車かタクシーを利用すべきです。人を蔑ろにするならば、金持ちになって独自の世界を作るべきですね。世の中に多くの庶民がいる中で、しかも、かなり人口密度の高い中で我々は生きています。身勝手な行動はやめましょうね。迷惑ですよ。

そして、何もわかっていないのにいかにも専門家のように何でも適当に解釈するのはやめましょう。これも人様に迷惑ですからね。
私は医者免許がありません。医学のことは基本的に語れませんが、仕事柄で話す時は事前に医者に確認しております。
私は歌舞伎や能が好きですが、しかし、わからないことについては適当に語っていません。
中国武術をスポーツ化にして表演する制定武術も一定の決まりがあって、どのように訓練すればよいかはスポーツ原理に基づいた訓練法があります。表演も決まったトーロがあり、決まった採点もあります。だから、規定トーロですよね。適当な表演と採点はスポーツ化した中国制定武術への冒涜に過ぎません。直ちにやめてください。
最後に私の専門の伝統太極拳ですが、はっきり言って今日でも各家ごとに色々な門外不出の内容を持っています。例え、秘伝の一部分が出版されても体の具体的な動き方は直接学ぶしかありません。伝統太極は簡単に誰でも上級レベルに到達できないので、各家の中でもしっかりと教えられる人間が限られています。何もわかっていない人達が適当に伝統太極を語らないでいただきたいです。人様の体を壊すからです。よろしく頼みます。