第1500話 選手に内勁
- 2019/09/28
- 19:01

スポーツ選手は基本的に内勁などの話しは関係ないと言われています。もはや筋トレですね。高く飛ぶには筋力をつけるしかないですね。そうすると、日本では基本的にアマチュア倶楽部では子供の間では長拳の子が太極拳の子を馬鹿にして、太極拳は飛べないだろうとかで偏見が起きますね。私の若い頃では、各体育館主催の武術隊では逆に太極拳の子が長拳の子を馬鹿にしていました。長拳って膝壊すでしょうよとか…
まあ、子供ですので、不偏心を持つのはかなり大変ですね。ならば、武術の本質的なものを徐々に教えればよいではないでしょうか。例えば、制定選手に正しい内勁の練習は怪我から守れるし、試合の際の呼吸も穏やかになって、当然、この状態ではよい成績も得られ易いはずですね。
もちろん、日本では理不尽な採点がほとんどですが、中国では逆に色々なスポーツ種目に於いてお金で採点する人間を賄賂していれば、いかなる下手な選手でも高い得点でメダルに手が届くのではないでしょうかね。制定の世界でもいくら努力して報われないことがあります。これはもはや国が関係ない程に来ています。

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ところで太極は元々気功の一種であり、本来ならば太極を一種の気功として練習することも可能ですが、それは時間がかかり、特に若い選手やこともには直ぐに効果が出ません。ならば、思い切って、かなりきつい内勁をやらせるしかないですね。
皆の身体能力の向上、動作の安定性、競技中の呼吸速度の緩和や高難度動作の着陸時の衝撃の緩和が見込めております。選手生命は誰にとっても大事です。選手を引退になってコーチになって、生涯に怪我が治せない状態であれば、この人の人生が楽しいでしょうかと、こうなれば私は本当に何の為に武術を練習するかで首が傾げてしまいます。健康は誰にでも大切なものであって、いかなるお金を手に入っても健康がなければ、本当に人生が苦しいですね。
私は特に子供や若い選手の練習が大切です。彼らはまだ関節がかなり弱いからです。彼らは本当に怪我しやすいです。これは多くのコーチに話したいのです。ちょっと油断すると彼らの人生が怪我を背負うようになります。
何とか子供の皆の健康を守ってまいたいですね。

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