第153話 FCと連盟
- 2016/01/27
- 23:10

冒頭のFCはフランチャイズのことになります。私も実際に挑戦したことがありますが、大失敗いたしました。フランチャイズ契約を拝見すると本当にバラ色の夢が飛んできますが、経営してみると何故か儲けが少なく、出費ばっかりが目立ちます。
個人事業を挑戦したい気持ちをお持ちの方は多いです。特に昨今の不況の風が吹く鳴らされている中では、会社勤めは本当に保障がなくなってきましたね。明日でも首が切られると思うと誰もが自分自身で事業を立ち上げてみたくないrますが・・・
そうすると何をすれば良いのでしょうか、どのように経営するのだろうかという問題は真っ先に浮き出てきます。我々外国人はどこに行って相談をすればよいのかもはっきりわからないですね。しかし、さすがに私みたいに日本国は自分の母国よりも長い人間なら、どんなことがあっても行政と相談したり、警視庁と相談したりして、そして、フランチャイズ業で経営がかなりやばくなったところで知ったことですが、これは商工会議所に入会して色々な経営ノウハウを何だかのチャンスで学ぶことです。商工会議所は定期的に経営コンサルタントのプロにお願いして、経営に苦しんでいる方の問題を分析するようになります。ならば、個人営業で何をすれば儲かるかを経営のプロと相談できれば何よりですね。準備時間をしっかりと設ければ失敗の可能性もかなり減ります。
しかし、人間は経験したことがない領域に対しては何故か、いつでも心配が先に走ってしまいます。ここで、人間の心理が利用されているのがFCだと痛感しております。ノウハウも経営も心配ご無用とのことです。勿論、お金はかかりますが、これは当たり前でしょう。資本主義国家ならただはありえないです。契約金と毎月のノウハウに対する謝礼、しかも、これは場合によって実際に収入がなくてもロイヤルティーを支払わなければなりません。当然、FC契約事項は通常、凄腕弁護士があらゆる法律上の利害関係を研究し尽くした上で制定されている為、万が一裁判になっても加盟者が有利な判決は少ないはずです。
FCの社長は最初からお金があるわけではありません。契約金や毎月のロイヤルティー、勿論、営業マンの努力によって加盟店が少しずつ増えれば、大手に上り詰めるようになりますが・・・
最初からお金がある方では、面倒臭いFCなんかはやりません。これなら多くの人がお金を払ってくれると判断すれば、広告塔を立てて本格的に全国制覇を図りますが、勿論、その勢いはかなりのものです。このような大団体や大連盟はさらに政党が絡むと勿論、世間のすべての個人営業が呑み込まれてしまうほどになります。それでも、ある分野で民間の個人経営がなんとか飯を食っているのならば、この分野は余程人気が高いとしか考えられません。
しかし、経営の内容となると、どこまでの信ぴょう性があるのかは、大手も小さな個人営業も同じです。食べ物商売は当然、清潔か美味しいか・・・、その味自体はその国民の口に合うかどうか、勿論、ホール係のサービスも判断のポイントになります。当然のように一つの要素でも欠ければ、倒産の可能性が出てきます。
娯楽の世界では、人様が楽しんでいれば良いです。勿論、法律が許している娯楽ですが・・・
せめて、武術は娯楽ではないようになることを心より願っております。武術は楽しんでいればよいものではないからです。
皆様のご意見も是非伺ってみたいです。よろしくお願いします。
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