第155話 飛行機の連想
- 2016/01/30
- 01:54

私は人生で初めて飛行機で移動したのは、私が27年前に東京に上陸した時のことでした。中国東方航空の飛行機でした。かなり古い飛行機だった為、離陸の際はかなり気分が悪くなりましたね。
もちろん、あの時は一度も離れたことのない祖国をこれで離れることとなって、行き先に関してはほとんど何の確かな情報を掴んでいることではなく、今日の富裕層の方々みたいに銀聯カード一枚で東京で自由に買い物ができる経済力は皆無でした。
ところで今月は何故か私は何度も飛行機に乗ったのですが、まあ、エコノミクラスではなかなか寝ることもできないですし、飛行機で色々と考えることは何故か習慣になっているようで、若い頃の田舎者の私が飛行機に乗ったらいつものように興奮してしまうほどの元気はいつの間にかなくなっていることが気づきはじめています。
ああ、そういえば私は研究会の会員さんにはいつものように申しているのは、人間の死亡率は100%とのことです。人間はどんなに頑張っても死はやってきます。そして、ごく一部の臨死体験を経験したことがある方以外は、人って基本的に誰も死んだことがないです。よって、誰も死のことが怖がるはずです・・・
まあ、ならば1日でも生きている限りなんとか自力で自分自身を支えることができれば最高によろしいですが、しかし、人間は結局、最後の最後に、とある時点で人間は誰でも倒れていきます・・・
国は一つの時点で経済力が上がったり下がったりします。人間のパワーが能力は基本的に下がっていくしかないです。
ここで私の専門分野である太極拳に少々触れたいですが、太極拳という武術の独特性と言えば、我々が年をとって体がかなり衰弱してきた頃にまだ太極拳を使ってなんとか自分自身を守ることができるならば、この太極拳はきっと、本物です。
逆にこのような分析もできます。一人の人間の太極拳が本物であるかどうかは、その人が年をとったところではないと判断できないことになります。
私のことも同じですが、私はまだ十分に年をとっていないからです。
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