第1790話 青年時代
- 2020/07/16
- 11:42

暗い青年時代を皆様と分かち合っても、このご時世では更に暗くなるとも思ったのですが、現在、青年の多くを教えていることもあって、私は流石に皆様のゲームが色々な独特な趣味には中々ついていないこともあって、いつかは青年の皆に文化もない、娯楽も何もなく、学校の義務教育もままならない私の青年時代を少しは知っていただこうと考えていました。もちろん、一回のブログでは無理ですね。時間と日本語の実力があれば、いつか小説でも書きたいですね。まあ、生涯現役ではないと生活は多分無理とのことと、日本語の学習をする時間は中々ないことから、自身の小説は夢のまた夢でしょうね。
私の少年時代は今日の中国人青年でもまったく理解できない状態でした。国家と科学技術がこれほどに進歩したことをしっかりと感じた人間は中国ではかなり少ないようです。パソコンに慣れない人間はいつになっても慣れないようです。慣れた者は今日の新しい技術を当たり前にように操っていますね。世界のIT技術はこの20数年でずっと先進国であり続けてきた日本人のプロも驚いています。しかし、あれほどに生活水準が低い中国では何故か日本人以上に今の進んだ技術を当たり前に感じているのだろうかというと私はいつも不思議に思います。当たり前のように我々は豊かな生活に慣れ過ぎていて、コロナで多くの方が減収していて、日本人のストレスはピークに達している状態は色々と報道されていますが、何故か中国の人々は意外に明るいようですね。
少し前に、米中貿易摩擦の真っ只中に中国政府は何故か、中国人は草を食べることを覚悟していると声を高らかに宣言しましたね。しかし、この宣言は今日の若い中国人はどれほど理解できるのか、またはどれほどに草を食べる生活と賛同できるのかは不可知です。
日本人の若者は当然のように当たり前に普通に暮らしていて、いくら景気が不振でもなんとか普通に生活できることは一般的には保証されています。若者は今日の生活が当たり前だと思うのは何も非議できません。
はっきり申すと日本国の中でも自分の学費が自分のアルバイト代で賄う方がいます。財産を得るにはのれほどの努力が必要かは近代社会で中々理解されないですが、中国の地方での文化革命を経験し、日本では平成元年から年ごとに経済力が下がってきた日本国も経験している者ならば、今日のいかなる若者の振る舞いに対してはどうしても一定の抵触がありますね。
何もないから何かを得たまでのプロセスは短ければ短いほとに人間は実はかなり変化に弱いです。私は少なくとも日本に来てから、1円を得るにはどれほどの努力が必要かが日本社会で教わって参りました。留学生の頃は一時間いくらのアルバイトしかできません。一般的にどこの会社も留学生に提供できるのはアルバイトだけです。もちろん、時間ごとに給料を払っているので、仕事が少なく慣れば、早退していただくことも簡単ですね。明日は仕事がないので休んでくれと言われることもあります。もちろん、今日ではコロナで給料が払えない会社もアルバイトを辞退するのは当たり前ですが、当時では少しでも精算が合わないと留学生のアルバイトだけが時短させられたり、辞退させられたりしていました。当然、留学生は言語の完璧ではないし、受けた義務教育も日本と異なっているので、はっきり言って、会社の戦力にはならないだと、これは昔も現在も私ははっきりと認識しています。
私は今日の日本と中国の青年にこう告げたいです。
皆様はご両親の仕事で学業と趣味を普通にできますね。学校へ行かせずにどうしても家計を助けるご家庭は今の日本はほとんどありません。中国もだいぶ減ったと伺っています。学校の勉強は好きか嫌いかは皆様次第でよいと思います。私も日本の大学の勉強はあまり好きではありませんでした。青年の皆様のゲームのような趣味は私はまったく理解できませんが、私はその趣味も反対しません。これはせっかくの皆様の楽しみだからです。もちろん、皆様のいかなる健全な趣味も私は反対致しません。私は若い頃に少しだけゲーセンを遊んだことがあります。
皆様、金銭を得るにはどれほどの努力が必要かは是非とも理解してください。皆様は普通に大学卒業すれば、普通にストレスをしながらどこかの会社で会社員になるでしょう。若い頃にお金をどうやって得られるのかを少しでも理解しておけば、皆様の将来のお仕事にはかなりのプラスになります。大人になってから少しでも楽になる為に、皆様の青少年時代での一定の金銭への理解をお勧めいたします。
そして、私からのもう一つのお願いですが、ゲームやスマホでのyou tube鑑賞は反対しませんが、人混みの中ではやめていただけませんか、迷惑ですよ。そして、人にぶつかっていたらしっかりの謝りなさい。皆様は近代の分明人です。
いい年になって、人にぶつかっても一言もない人間は論外です。青年の皆様は絶対に真似しないようにしましょう。
封建社会では、手抜きしない太極拳は家の中でしか見せません。私は研究会の中で出来る限り、かつての家の中の太極拳を教えております。これは、家の中の太極拳の短縮版です。
会員様募集しております。
伝統太極は本来、練習する際に音楽をかけるべきではありません。その理由は、耳が脳にかなり近く、刺激的な音や声は脳の絶対的な静粛を邪魔するからです。もちろん、太極の凄い達人ならば、脳が音楽の振動を感じても絶対的な静粛を守り、逆に体内の内勁で音楽による空気の振動と同調して動くことは可能です。
私はこれを目標にして修行致します。
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