第1840話 太極は千年の神秘
- 2020/09/25
- 12:33

太極は、中国という国では昔から多くの人にとっては本当に神秘的なものです。太極にまつわる伝説も沢山残されています。
しかし、昨今の一部の中国国内の自選難度選手が言っている民間の太極拳専門家の足は低いとか、俺らこそが太極のプロだとかの発言はただの無知だけではないですか。もちろん、世界の色々な国で制定武術を取り入れていて、無意識にこのような影響を受けることも実に悲しい現実です。
そして、色々な国の格闘家や武道家が制定24式太極拳を自分の流派で解釈したり、太極拳の練習は1日もしていないのに太極を解明しようとする者がいますが、これは論外でしょう。
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私達の流派は太極の600年歴史説を信じています。拝師の際、または中国伝統の良き祭の際では必ずと言ってもよいくらいに、太極拳宗師張三豊の位牌も祀ります。
陳式太極拳の掌門師父に言わせれば、600年説でも300年説でも、練習をしなければ決して太極の神秘を解明できることはあり得ないです。どうしても、太極の歴史を追求するのであれば、数千年前に中国の三皇五帝時代の伏犠が八卦を悟られたことから太極思想があったと言っても過言ではありません。我々は太極の専門家ですが、歴史の専門家ではありません。
太極の歴史は歴史の専門家の研究に任せましょうと、私も陳式の掌門師父の言葉に賛成いたします。これこそ巨匠。これこそ謙遜な方で自分自身が詳しくない分野は、その分野の専門家に任せることに徹しますと、自分自身は太極拳という専門分野があって、専門意外の無意味な議論をしても仕方がないので、太極拳の練習をしましょうよと…本当に、巨匠が到達している境地は違いますね。
数千年の中で太極は確かに神秘的に思われています。
まず、太極で一定レベルまで到達出来る者は本当に少なくて、一つの世代においては昔では数人しかいないとも言われていたのですが、今日になると一つの世代で一人も結果が出せなくなった流派もありますね。
これは太極の唯一の大きな欠点から来るものだと感じています。馬岳梁先生曰く、太極は神秘的な拳法ではなく、難しくもありません。どうしても難しいところを探せば、継続することです。私見ですが、これはどの武術にも、世の中のどの分野の修行にも通じるのではないでしょうかね。自分自身の武術や武道もきちんと修行していないのに、他派の武術を解明するなんて、それは元々練習していた武術も中途半端になっていることの証拠が露呈しているだけではないでしょうかね。
太極は確かに色々な神話が残されています。太極は中国の当時に最も強い武術である少林拳よりも勝ると言われています。
もちろん、太極も苦手である拳法があると、伝説はいつの時代も伝説であって、人々は誰でも武術をしっかりと練習しないとどうしても色々な伝説に惑わされることになります。
伝説によれば、猴拳は太極に勝てるようです。まあ、この私がブログで書くくらいですので、明日からは日本で猴拳がきっと流行るのではないでしょうかね。また、世の中の理屈家達は猴拳も分析出来るとそわそわしはじめるでしょうね。
もちろん、私は猴拳の方と交流したことがありません。制定の猴拳をネットで拝見したことがありますが、それならば太極は負けるわけがないと思っていますが、制定武術は元々見せるものとして作られていますので、本物の猴拳が現在も伝授されていれば、それなりの強さもあろうかと思います。
太極の神秘はまだ沢山ありますが、本日はこのくらいにしていきます。
また、ネットでお会いしましょう。よろしければ、一緒に練習しましょう。
会員様募集しております。
伝統太極は本来、練習する際に音楽をかけるべきではありません。その理由は、耳が脳にかなり近く、刺激的な音や声は脳の絶対的な静粛を邪魔するからです。もちろん、太極の凄い達人ならば、脳が音楽の振動を感じても絶対的な静粛を守り、逆に体内の内勁で音楽による空気の振動と同調して動くことは可能です。
私はこれを目標にして修行致します。
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