第1842話 王たる武器
- 2020/09/27
- 08:26

確かに、近代社会でどうしても隣国と小競り合いになれば、剣や槍で戦勝に臨む国はいないでしょう。となると近代社会の王たる武器は色々な意味からすると威力の一番高い各種類の核兵器が挙げられます。もちろん、本格的な戦争では如何にしてロケットやミサイルで核を爆破した場所へ運ぶ手段も近代戦争にとっての大切なこのになります。
私はこの年になるとあまり戦争にはあまり興味がなく、平和で暮らすことの大切さを教えてくれたのは日本国であります。日本に住んでいる人間は基本的に最低限度の自由はあり、日本人は沢山の自由がありますね。そして、日本は個人のプライバシーもかなり守られているので、日本国で人様と色々なわけがわからない争いをしない限り、この国では本当に平和に暮らすことができます。
世の中では本当に戦争や争いが好きな人間はいないと思いますね。たとえ、格闘技が大好きな方にしても、彼らも普通の平和な生活を望んでいるはずです。たとえ、試合で戦う相手にしても、近代社会の中では基本的に敵のような存在でどうしても生と死を分ける戦いにはなりません。
ならば、近代社会において、どの武器が王であることの議論も本当に意味がない話しですね。
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古代は違います。古代では、原始的な剣や槍、他にも色々な形の兵器が存在していたと思われますね。歴代において、国の国王も大臣も、民間の百姓も最も携帯しやすいという意味では剣という武器が挙げられますが、剣は色々な武器の中でも最も軽い物であり、力持ちの人間がもっと重い武器で少しでもぶつかってきたら、軽い武器は簡単に吹っ飛ばされてしまいますね。古代では剣をかなり重く鋳造して戦場で使う者もいたのですが、剣という形の重い兵器はその動きが逆に重たくて思う通りに動いてくれません。よって、古代では剣は意外に戦場で使われていませんでしたね。
古代中国の戦場ではもっと長くて、またはもっと重い兵器が人気です。もちろん、刀としても槍としても画戟としても使える多機能の武器も人気です。もちろん、色々な昨日が備わる武器であれば、重いのは当たり前ですが、扱う人間も当然、力がないといけませんね。
太極ですが、四両抜千斤という原理を重んじていることもあって、武器選びの際では我々もできる限り軽い武器を選ぶことになります。祖先呉鑑泉先生が他派の重い武器を使う流派との交流の中でなんと、柳の枝一本で勝ちましたね。
太極流派の中でも剣のような軽い武器の套路が沢山存在しています。
特に、鑑泉社呉式太極拳では今日でもまだ600式を超える剣の套路が残されています。私達の教室の中で剣の練習となると皆様がいつも頭が痛くなりますが、皆が頑張って練習を続けていますね。
確かに、中国では色々な異なる考え方があり、とある流派では棍が武器の王であると主張しますが、また、他の流派ではどうしても剣が王であると主張します。もちろん、時代とその時期に人間の力によって、流行る武器も異なってきます。中国の唐朝や宋朝では、重い武器である錘を使う名将が人気でしたが、それ以降の時代ではもう少し軽い兵器が人気でしたね。それは、時代は近代化が進むと人間の力はどうしても衰えますね。
研究会ではできる限りの軽い武器練習もしています。
色々な体の使い方が学べますので、よろしければ、一緒に練習しましょう。
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伝統太極は本来、練習する際に音楽をかけるべきではありません。その理由は、耳が脳にかなり近く、刺激的な音や声は脳の絶対的な静粛を邪魔するからです。もちろん、太極の凄い達人ならば、脳が音楽の振動を感じても絶対的な静粛を守り、逆に体内の内勁で音楽による空気の振動と同調して動くことは可能です。
私はこれを目標にして修行致します。
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