第1869話 真っ向勝負
- 2020/10/24
- 01:34

と言っても私は誰かと試合をすることではありません。健康について、武術の基本について、内勁については私は自分自身のスタイルを崩すことは致しません。私の見解と言うよりも先代の二人の見解です。
元々、BUDO-STATION主催の山田先生より、ネットで教室を開いて、太極拳を教えないかと誘われた時に、私は実はそれを断りましたね。理由は、太極は触ってわかる感覚の世界です。ネットでの教学は無理だと判断いたしました。
結果、山田先生には太極とは何かと、太極はどのように練習をすればよいかと、または、太極の勁とはいかなるものかを説明していけば、皆様は少なくとも太極とは何かがわかると確信しております。もちろん、話した内容は世の中で説明している太極拳とはまったく異なりますね。もちろん、勉強しにきていただきたいのです。私は、適当に解釈されている色々な太極拳原理には譲る気持ちはまったくありません。強気です。最近、中国太極門六大流派協議会ではあらゆる「狗屁不通」(まったく通じない屁理屈)に飲み込まれないように進めていますので、私は基本的に正しい呉式太極拳しか知りません。これについていつになっても語ります。
皆様、途中での広告、申し訳ないですが、BUDO-STATIONカレージは一般公開しました。私のネット講座も入っております。
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今回の年会全24回の受講料は税込で¥110,000円になります。長い準備期間から、双方のスタッフの収録にかかった時間と制作のかかった勤務時間を考えると、このくらいの価格が妥当です。
何卒、よろしくお願いいたします。
どしどし、受講の申し込みをしてください。
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BUDO-STATIONカレージは、私は太極拳の基本動作から太極の基本内勁の十三勢まで、色々と説明しております。もちろん、この私が申す秘伝は、多くの方にとってはご自分が今日まで培ってきたものを捨てなければならないと思います。これは、相当の勇気が必要ですね。皆様が今まで培ってきた太極拳は本来の太極とは一定の差があります。これは、太極門の各流派の見解であり、呉式太極拳の家で育った私は、今日の多くのネット動画を拝見して、家元とまったく同じことを感じています。
本来の太極拳を勉強するにはメリットは当然多いですが、近代人にとってはあまり慣れないことや一部の方にとっては苦痛であることは想像しております。近代人はいかなる国においても、武術はかなり好きですが練習はあまり好きではありません。筋トレは好きですが、武術の難しい動きはあまり好きではありません。多くの方は一つの動作を覚えただけでしっかりとした練習もせずに、この太極の動作でただ只管人を倒すことを夢想して人に向かっています。それでは武術の真髄を掴むことはほぼ不可能ですので、自分の力を鍛えてはあまり練習していない太極の動作や他の武術の動作を補うようにしています。このような現象は現在の中国国内も似た者が沢山います。五大流派の家元ではこれを「不論不類」だと一定ます。
不論不類、同じ理論ではなく、同じ部類ではないこと。
毎回のレッスンの時は、私達は必ず35分から40分をかけて太極慢架を練習します。熱心に練習している方の中では、一日に慢架を3回も練習してるようです。太極の内勁は口で言うものではなく、一つの動作で表すものでもありません。
太極の内勁は毎日のように太極を練習しなければなりません。
研究会では、それこそ単純に健康目的をしている方も毎日のように複数回の太極慢架を練習しています。よろしければ、いっぺん、今までの適当に解釈されている太極拳をおやめください。一緒に練習してみましよう。
会員様募集しております。
伝統太極は本来、練習する際に音楽をかけるべきではありません。その理由は、耳が脳にかなり近く、刺激的な音や声は脳の絶対的な静粛を邪魔するからです。もちろん、太極の凄い達人ならば、脳が音楽の振動を感じても絶対的な静粛を守り、逆に体内の内勁で音楽による空気の振動と同調して動くことは可能です。
私はこれを目標にして修行致します。
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