第1870話 更なる努力が必要
- 2020/10/25
- 00:55

近頃にかなり過激な発言が続いておりますが、それは当然、中国五大流派家元の意地をかけての決意です。このご時世では当然、懸命に本物の武術をおしえていかないと厳しい競争の中では本当に潰れてしまいますね。
本日は、自身が今経営している研究会の反省なども含めてのブログになります。
太極は確かに、簡単ではありません。太極の難しさは長い暗黒のトンネル、しかも、前方の微かな光ももしかして中々見えない中で、この状態で練習していくことは確かに一定の精神力が必要になります。特に、形がはっきりしない太極は数十年の訓練を耐えるのは近代人にはあまり楽ではありません。
競争の激しい東京で太極拳教室を経営する前に、私はいつもと変わらなく経営コンサルタントの方に相談しました。最初に言われたのが競争の激しいことです。コンサルタントさんは色々と調べてくださり、日本には太極拳や中国武術の連盟は沢山あります。もちろん、連盟化もかなり勧められました。読者の皆様には申し上げたことがないと思いますが、7年前の複数の経営コンサルタントは太極拳教室や連盟は儲ける見込みがないとの見解を示されました。
もちろん、プロの方ですので、どの業界が一番儲かることがしっかり把握しているはずです。当時のプロの方が責任を持って私に色々と説明してくれたことは、今日になっても常に警鐘のように私の耳元で響いています。
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考えてみると、今年の日本人はコロナによるストレスは半端ではありません。多くの方は趣味を捨てるようになりました。仕事はテレワークで不慣れ、マスコミは毎日のように大々的に人々の不安を煽り、会社や行政は色々と生活の制限をかけて来られました。とにかく、通常の生活に戻るのはまだだいぶ先になりますね。
このような現状では、多くの方がさっぱりと趣味をやめるはずです。太極は日本国で養生感覚はかなり強いようですが、どうしても格闘武術としては取り入れるのならば、私は太極を勧めていません。太極は他のどの武術よりも格闘までの時間が長くかかるはずです。「以柔克剛」、「四両抜千斤」の限定条件があるからです。速く結果が欲しくて、一刻でも速く格闘が実現するのであれば、私はいつも他の色々な武術を紹介しています。それでも、あなたはうちの太極拳を練習しなさいことは、明らかに詐欺です。
当研究会は、私一人が色々と教えています。基本的に支部を立てたり、全国的に沢山の教室を出すことにしておりません。本気で経営者のようにして、連盟を立てて、津々浦々まで教室を経営する方法もありますが、この状態では家伝の太極は多くの方に伝わることが不可能だと感じています。よって、私は出来る限り自ら太極拳全般を教えるように頑張っていく覚悟をしています。
もちろん、研究会が潰れてしまえば、すべてが終わりですね。こうならないように私はこれからは多くの方とのご縁を大切にして参ります。研究会の存亡は、私と会員一人ひとりのご縁で成り立つものだと感じています。研究会では多くの方の支えによって、世界的なパンデミックの今日でも何とか続けております。
今後の研究会ですが、もっと、太極内勁に到達できる練習を会員の皆様と研究してまいります。もちろん、年齢や体の状態によって、太極内勁への到達も異なりますが、皆様の太極の懂勁を少しでも手伝えるように私も研究を続けるつもりです。
もちろん、これからご縁で一緒に練習する方には基本から徐々に太極慢架から教える所存です。
太極が暗い存在にならないように、これからはもっとプラス的に教えるように努めて参ります。
太極を練習する人間として、私はいつになっても自分自身の修正を大切にしてまいります。応援、よろしくお願いします。
会員様募集しております。
伝統太極は本来、練習する際に音楽をかけるべきではありません。その理由は、耳が脳にかなり近く、刺激的な音や声は脳の絶対的な静粛を邪魔するからです。もちろん、太極の凄い達人ならば、脳が音楽の振動を感じても絶対的な静粛を守り、逆に体内の内勁で音楽による空気の振動と同調して動くことは可能です。
私はこれを目標にして修行致します。
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