第1871話 真珠の例え
- 2020/10/26
- 00:39

研究会は七年目に突入しており、会員さんの中では同じ学年の方もいまして、それはあくまでも私が日本国で生まれて、自然に学校に通うならば、同じ学年の方とは自然と同じレベルの考え方になりそうですが、実際のところでは、私はいつも同じ学年の方の背中を見ながら仕事をしている気がしますね。戦後の日本の教育はよくないと色々な分野で言われていますが、実際に学校の教育がいかなるものかもかかわらず、日本国で実は多くの方が生涯、人間力の養成をほぼ独学で続かれていることは本当に感動的です。この日本語がほぼゼロ状態で一人で日本に渡航してきた私は31年間の間にどれほどに多くの日本人に助けられたのだろうかと、実際に、私をいろいろな面で助けてくれた方の多くはもう既にこの世を去りました。留学生という身分は、日本国では経済身元保証人が必要です。身元保証人と言えば、納税証明書と印鑑証明、身元引受証明書や会社の在職証明書などを法務省に提出しなければなりません。当然、保証人は自分のプライバシーが全部公になることです。留学生の時の保証人は数年前に他界しました。
研究会の最年長だった会員さんも二年前に77歳でこの世を去りました。彼ご自身も太極拳の先生でした。彼は私を信頼してくださり、人生の最後にご自分の為に太極拳を練習したいと言っていました。彼は思い病にかかり、彼は研究会を去る日から、お亡くなりになるまで、私は彼の病気のことを知りませんでした。彼が研究会に来てくださった数年間では私だけではなく、多くの会員の鑑的な存在でした。
そして、私は現在も人間力の優れている会員さんに囲まれており、多くのしっかりした人格の持ち主は私の色々な不安を払拭してくださり、私が懸命に教えている太極勁に関してもかなり哲学的な分析によって他界レベル懂勁を示しています。
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世の中では武術と聴くと、どうしてもどう人を重症させるのか、どうすれば素早く人を倒すことは世界のどの国も共通のようですが、今朝ほどの練習で私と同じ学年の会員さんは、太極を貝殻の中で出来た真珠に例えていました。彼の考えは、太極は宝物の真珠のように、貝殻の中で色々な化学反応が起きて、最終的には真珠という素晴らしい結果が残されていますね。言わば、太極勁は自分自身のものを示すのではなく、自身のからだの中に徐々に真珠のようなものがコーティングしていくようになるとの認識は今までの太極拳巨匠の考え方とかなり似ています。これは、太極を練習して4年の方の認識と言ったら誰も信じてくれないでしょう。
これこそ、古代の道の考え方です。私は今日に至るまで、日本国で多くの人間力が強い方は徐々に太極拳を道として説明しています。日本国の哲学専門家の基本哲学概念は世界でずれているのは、私だけが感じているわけではありません。これは、海外の多くの哲学者も実際に指摘していることです。もちろん、日本国内で哲学を研究している方々は、例え太極とまったく関係ない方であってもかなり私達の考え方に賛同しています。
太極拳を練習して四年くらいの方がこのような素晴らしい見解です。私はかなり感動しましたね。太極は人様に対してのなんだかの技ではなく、自分自身の体の中で色々な変化を成し遂げていく認識は、今日の中国太極門五大流派のトップ人物よりも立派です。
太極は間違いなく、古典的な考え方を持つ人々の特権かもしれませんが、激動の近代社会においては、人生の中で少しでも古典的な時間を有することは、人間の心身の落ち着きであり、人間力アップの近道でもあります。もちろん、乱暴な喧嘩技ではなく、内勁としての太極を勉強するにも古典的な時間が必要です。
人間は古典的な考え方を持っていても、決して時代遅れにはならないと思います。古典思想は近代社会の中でよりよい人間関係の不可欠なものになります。是非、お試しくださいませ。
研究会はかなり古代の太極拳を教えています。よろしければ、一緒に練習しましょう。
span style="color:#FF0000">会員様募集しております。
伝統太極は本来、練習する際に音楽をかけるべきではありません。その理由は、耳が脳にかなり近く、刺激的な音や声は脳の絶対的な静粛を邪魔するからです。もちろん、太極の凄い達人ならば、脳が音楽の振動を感じても絶対的な静粛を守り、逆に体内の内勁で音楽による空気の振動と同調して動くことは可能です。
私はこれを目標にして修行致します。
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