第1960話 練習がまだ足りないと
- 2021/01/23
- 11:41

昨日の怒涛の引っ越しはやっと終わりました。約5年前に同じ町で引っ越ししたのですが、あの頃は丁度、研究会がかなり不安定であって、すべての荷物が完全に自分の数人の仲間で力付くで運んでいました。5年の歳月で自分自身がそこまで体力が落ちたことで正直に驚いています。私は基本的に筋トレはしないのですが、十分に太極慢架の練習をしていれば基本的に人間は体力が落ち無いことが太極の理論で約束されていますが、このように体力が落ちきたことは自分の練習が足り無いことになります。
最近になって、一部の本当に熱心に練習している会員様に、呉鑑泉先生の3時間半バージョンの慢架を紹介し始めたのですが、これについては流石にどのように努力されている方でも試すのは基本的に若干の抵抗があるような気がしますね。ならば、自分自身も若い頃と同じように練習してみるしかありません。今はいつも強行スケージュルとか、ブログも書いているとかではただの口実になります。会員さんが昼間に練習する時間がなくて、深夜に慢架の練習をしているように私も本当はもっと練習をすべきですね。3時間半の慢架は若い頃に随分と練習しました。研究会を立ち上げる前でも休日の午前中とかはかなり練習しましたね。当家は三世七も家では伝授されていますが、その長さもおよそ呉鑑泉先生の3時間半慢架と変わらないですが、私はどちらかと言うと呉鑑泉先生の3時間半バージョンが好きです。
もう一度公にお話ししておきます。呉式太極拳3時間半バージョンはこうなります。
一節から五節まで練習して、ここから三節に戻って、三節から五節へと4回繰り返しして、次に六節へと接続して最後に収勢、直ぐに起勢、一節と二節へと続き、最後に収勢へと、これで約3時間半の慢架が連続して練習でき、しかも、太極拳套路のバランス計算である坎、离、兑、震、巽、乾、坤、艮の数もちょうどぴったりです。
もちろん、本研究会会員で練習をしている方ならば、今の練習法はすぐにできますね。
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昔の人は本当にもっと練習していました。楊式太極拳の親戚の者から伺った話では、一部の楊式太極拳のお弟子さんはやはり4時間ほどの連続して、太極拳を練習していました。これは私たちにとってはほぼ当たり前のことにすぎません。
太極は何も難しいことがありません。太極の動作は確かに簡単そうに見えるかもしれません。また、伝統太極拳の家元で練習されているものでは確かに今日の自選難度太極拳ほどの難しさは全く感じないと思います。太極は人間の通常の筋肉をできる限り使わずにして自分自身の骨格だけで動くこと、そして、太極は最終的に人類としてはほぼ不可能なすべての骨が全部完全に単独で動ける目標を立てています。
太極を練習する者はこの大きな目標で頑張っています。
体力は本当に落ちました。人間は本当に歳に勝てないと感じました。もっと、自分自身の体を少しでも若くしたいのですが、中々実現できないかもしれませんが、頑張ります。
本当のことですが、コロナで自分を含む多くの人がストレス生活になっています。
少しでも愉快に生きて参りましょう。
太極の練習は、人間の体を少しでも若さを維持してくれるという願望があります。
若さが保てられるのならば、これ以上に嬉しいことがないのではないでしょうかと、思います。
しかし、自然界の自然規律としては人は歳を取らなければなりません。反自然規律のことは基本的に起きません。
かつての太極巨匠はもしかして本当に自然の力にさえ勝てる努力をされたと思うと、私のような太極拳はまだまだ話しにならないですね。
それこそ、本当の意味での陰陽転倒、乾坤転倒ではないと思いますね。
研究会では、このかなり練習している私が教えております。
よろしければ、ご参加ください。太極を生涯の宝物にしましょう。

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