
今になっておそらく誰も呉式太極拳の中に「原始太極拳慢架」が存在することを知らないと思いますね。これは実際に、道の「三世七」より発勁動作や跳躍動作を無くして、先天八卦を破壊しないように編集されている慢架練習になります。昨日の土曜日の練習ですが、仕事の多忙と複数の方の自粛で本当に少人数になったのですが、弟子一人の一般の方の一人で時間がたっぷりあったことで、しかも、個人的な練習量は違っても二人ともかなり熱心な人であって、話しの勢で呉鑑泉先生の「原始…」をやってみないかとのことで一致。では、やりましょうと、あれはあれは実は、本当にゆっくり練習すれば、3時間も超える練習であって、本日は私ははじめて弟子や学生に呉式太極拳の今日の家元の面々でもやりたくないかなり大変な慢架をやらせてみました。かなり速く練習したのですが、それでも約2時間の超長い慢架を練習しました。
偶然、もう一人の弟子が多忙で中々練習に来られていないのですが、なぜかかなり頑張っていて、1日にして通常の慢架を7回も練習をして、足が少しおかしくなったとネットで投稿されたのです。彼は、早くも10000回の慢架を達成したいのですが、私は早速彼に「原始呉式太極拳慢架」の練習法を電話で伝えました。会員の方々は本当に練習していますね。本日のはじめて原始慢架に挑戦成功したのは、60代の女性と私と同じ歳の男性です。40になった弟子は一日に7回の慢架も練習しましたので、強度は「原始慢架」よりも高いと思います。
まあ、一部の会員は本当にこの弱い私を早く越えたい気持ちはかなりまえから感じています。私は呉鑑泉や馬岳梁先生よりもかなり弱いですので、誰でも懸命に練習をすれば、簡単に私を超えることは実現できますね。私はどちらかというとどんなに頑張っても生活は安定できるとは言えません。一般的に生活が安定している方で自由時間を太極に集中していれば、この生活があまり安定しているとは言えない私よりは良い練習できるhがずです。私を超えることは難しくないですよ。今回は「コロナ」です。コロナが終息すれば、「ハロナ」が来て、それでも個人事業主の生活が不安になります。しかし、本当の意味での太極門の嫡伝者はこのように細々との伝授しかできないことも伝統太極拳の大きな特徴の一つであり、太極を文化遺産として世に残していくには同等の努力が必要です。天皇陛下は呉式太極拳を練習してくださることはまずないですね。
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今日の世の中ですが、一般的30分かけての108式の慢架を練習するだけでもかなり嫌がられていますね。人々はできる限り簡単で短い太極拳が人気のようです。何も動かないでただ立っているだけで、それでも教える人間はこれで強くなれると言えば、人々は喜んでこれを信じて、何も意味のない練習を続けていますね。
基本的に、世の中では健康と言ったら、体が全然疲れていない状態で動いているとか、まったく動かないで体が疲れていないなどの考え方ならば、基本的に多くの人には好かれますね。楽だからです。楽していれば、人間は健康になれるとの誤解はかなり根が深いのですが、近代人の多くは楽して生活することは仕方がないですね。
楽しても強くなれる偽物武術教室主催者の罪はもっと重いと思います。
健康も武術も一定の練習が必要です。特に武術ですね。人に勝つことは当然簡単ではありません。特に太極拳のような独特な勝ちパターンの武術です。太極拳の手つきで空手の力の使い方で勝とうとしても中々実現できないと思います。
太極拳で本気で強くなるのならば、短くてきれいな太極拳よりもきたなくてでもずっと練習している方がよほど結果が出ます。歳を少しでもとった人は当然、若い人と比べることができないほどに身体能力が落ちます。若い人もいつかは身体能力が落ちる時が来ます。
太極はいずれ、きれいな形よりもしっかりとした内面の訓練になりますが、それを否定する練習方はいつかは破棄されることになります。
研究会の会員様は本当に練習しています。ブログをご覧になっている方もよろしければ、一緒に練習しませんか。お待ちしています。
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