第1966話 試しに一日の流れ
- 2021/01/30
- 13:58

2021年1月29日
北海道の午前中のレッスンは時間的に少々余裕があって、なんか久しぶりにゆっくり寝られたという感じです。昨晩は北海道の新千歳空港について、お車で1時間ほどに移動してまたレッスンをしました。北海道の方々は本当に沢山の練習しますね。
確かに、制定選手ならば、本当に厳しい訓練があって、伝統太極拳以上に苦労をしている人が多いです。1980年代の中国トップ選手の友人のほとんどは一日中練習することは当たり前です。日本語でいうと年中無休ですね。もちろん、おその練習方も異なりますね、今の武術選手はお金を払ってジムに通い、懸命に筋トレを続けている人が多いようですが、筋肉が異常に発達すれば、武術の高難度動作では本当に体を壊してしまうことは実際に多くの医者も立証するほどに公になっています。
ゆっくりと倶楽部に行ったら、いつもの老若男女がいつもの時間に集まりはじめていました。北海道中国武術倶楽部は本当に高齢者も若い方も大勢集まっています。私は基本的に倶楽部の教師の練習を担当していますが、世界大会や全国大会に出る選手の練習も担当しております。もちろん、私の本職である呉式太極拳も頑張って皆に教えています。本日午前中は主に似松非松の説明しましたが、練習後にいつも練習している方よりのご質問はいつもかなり高いレベルでかなりびっくりしますね。
本日は倶楽部の要望があって、お昼休憩の時間を利用しては中国伝統武術の中の所謂伝人や嫡伝、拝師や記名弟子などの説明もしました。日本国では色々な分野にわたっての適当な師弟関係が大勢存在しています。西洋ではもっとわけがわからない入門関係が散在していて、横文字で何故か誰かが適当に教える資格を出してくれれば、あなたもSHIFUですと、昨年の武術の世界大会の機に私のFACEBOOKでは1日にして百人くらいのリクエストが来ましたが、私はSHIFUと名乗る人をすべて承認しないようにしています。世界文化遺産登録時に明言された拝師文化がまったく理解できていない人との付き合いはできないからです。
このように、北海道中国武術倶楽部の皆様は武術への勉強もかなり熱心ですが、一つの文化としての太極拳の受け入れもかなり力を入れています。
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日本国で太極を教えている最大の喜びは多くの方が練習するからです。逆に、世界のどの国も同じですが、楽してでも達人になれることや、優雅で健康維持ができると信じる人は必ず現れます。もちろんこう考える人は私のような教室には長続きしないと思います。空手などの格闘技は基本的にもっと厳しい修行をしなければなりません。日本では厳しい修行がなしでも強くなれると考えている総合格闘などの団体や個人がいます。
倶楽部は違います。教えている先生の皆は真の文化遺産である太極は練習しないと自分たちのものにはならないことへの悟りはかなり深いです。この点に関していは東京で集まっている会員様のほとんども同様です。
皆様の練習結果で私は今日になって、本当に徐々に皆様に太極の領意などの難しい教えが徐々に解禁できるようになってきました。これは当然、日本人の皆様の努力です。日本人は世界のどの国民よりも太極に似合うことへの確信は益々深くなりました。
太極への熱意は一人ひとりの結果として現れはじめています。結果を感じる方は続けることも当たり前になります。
そして、本日の最後のレッスンは選手のレッスンです。若い方々はいつも私を駆り立てます。私はいつも若い頃に経験した当時の中国制定武術トップシームの訓練を倶楽部の選手に練習させています。まあ、難しい練習ですよ。選手の皆はいつも歯を食いしばって練習しました。私は世界のトップ選手を育つつもりです。私は1980年代の中国トップレベルを目指しております。
そして、私は倶楽部の選手に呉式太極拳も教えています。私は若い方々にこう告げています。
皆様はいつかは選手を引退することになります。しかし、何歳になっても練習できるのが呉式太極拳です。武術を続けましょう。健康維持を続けましょう。
これは私がすべての日本国民へ発する言葉です。よろしければ、一緒に練習しましょう。

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