第1998話 中途半端な気持ち
- 2021/02/28
- 08:42

人は基本的に毎日の生活がどうにもならなとこれは誰でも適当な中途半端な気持ちになります。本日の糧がなくなれば、人はもはや面子も中身も何もなくなります。家までなくなってしまう人はもうどこでも適当に横になります。とりあえず、風が当たっていなければ、どこでもとりあえず身を潜む場所があれば、とりあえずもうどこでも横になります。まあ、家は無くなったとして、ポケットにはまだお金が残っていれば、多分、とりあえずレストランに行って、ゆっくり休むでしょう。人間は徐々にお金がなくなってしまえば、面子も内面も一般的には徐々に消えてしまいます。日本はもう雇用なんかはかなり杜撰な状態になりますが、今後はコロナや経済の低迷で、和r我の社会はもっと沢山の路上生活者が現れるのではないかと思います。
大学の前に専門学校で勉強しており、社会福祉専門学校の最初のレッスンでは、担任の先生は最初の学生に皆への教えとして、我が国では路上で倒れる人がいても、乞食をしている人がいませんと、担任の先生の見解では、日本人は基本的に人様や国に迷惑をかけないという美徳があるそうです。もう路上生活になったとして、それでも美徳を優先するのかと私はいつになっても納得は行かないですが…
しかし昨今、池袋駅地下や他の駅では、はっきりと乞食をされている人がいます。小さな段ボールになんだかの文字を書いて、困っているとか、仕事が失ったとか…これは明らかな物乞いですね。昨日の駅近では物乞いのお皿に何故かガチャぽんの箱が置かれていました。まあ、今日の道ゆく人は物乞いの人の気持ちなんかはまったくわからないと思いますが、しかし、本日のガチャポンの箱をお皿に置いた人間に告げますが、あなたが駅近の路上で倒れない保証は今日の日本ではまったくありません。気を引き締めましょうね。
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これからの世界では、常にしっかりとした何事にも動じない気持ちが必要です。適当に働こうかの気持ちでは、仕事が失敗したら人生が終わりです。
国は絶不調であればあるほど、国民は自分自身が自分自身でなんとか守らないといけません。今の日本人は基本的に病気をしている暇がありませんし、慢性的な病気を患っていれば、西洋医学も中医学も一定の調整はできるものの、本格的に治すことはなかなか望めません。
少しでも軽率で適当に生きていれば、健康はその人とは関係がなくなります。武術は本当ならばもっと厳しいはずです。中途半端な武術見解であれば、それこそ武術として練習してもほとんど意味がないです。
世の中では何事でも中途半端でかかっていれば、失敗しますね。昨日は自分の弟子に他派の方の動きを見るようにお願いしました。メッセージ付きでFacebookのリクエストを指示しております。私はかなりうるさい師匠ですので、弟子には必ず、参考させていただくなどの無礼な言い方ではなく、勉強させていただくと頭を下げなさいと命じました。
人様の武術、参考価値しかないならば、参考しなくてよいと思っています。人様の武術の動きが本当に素晴らしいと思ったら、勉強します。
昨今の武術の界隈では色々な異変が起きていますが、個人的には武術をゆっくり研究するよりも、私はこのような時間があれば、太極慢架の練習をしますね。
世にはいつになっても結果的に、もっと簡単な練習はないか、もっと簡単に内勁を習得できないかと一人で悩んでいます。流派の型を自分たちの自由で改ざんすれば、武術の練習で一定のスポーツ的な効果があっても、自身の心身の病を治すことはできません。
武術も養生も中途半端な気持ちではいけません。体験しましたとか、触れてみましたとかは本当の武術家のなすべきことではないと思います。世の中の色々な武術愛好家は365日に色々な武術を体験していれば特に問題がありませんが、中途半端な気持ちで健康維持はできないと思います。
よろしければ、一緒に練習しましょう。

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