第2005話 2021年3月7日
- 2021/03/07
- 00:20

先天八卦は6000年ほどに三皇五帝の伏犠が悟られたと記録されています。最初に悟ったのは先天八卦だそうです。基本的に八卦という理論はどこまで信憑性があるのかななんとも言えませんが、64卦の変化は本当に不思議でこれがコンピューターの原理にもなったとも言われていますが、6000年前の人類がこのように天地万物をこれほどに計算されていることは本当に不思議です。
先天八卦も後天八卦もいずれも中国古代の河図洛書という言い伝えから来ています。
古代中国の伝説上の神である伏儀が黄河で発見した馬に描かれていた模様を「龍馬図」といい、その模様を書き記したものを「河図図」と言います。バランスがかなり悪い先天八卦の並びになります。かなりの歳月を経た夏王朝の禹いう王が、洛水の治水工事を行っていた時に発見した亀の甲羅に描かれていた模様を「神亀図」といい、その模様を書き記したものを「洛書図」という。
「河図図」と「洛書図」を合わせて、日に中国語の熟語としても知られている「河図洛水」になります。
これは今日のネットでは普通に色々な見解が出されていますが、古代でどの形で記録されているのかはわかりません。しかし、八卦の計算は本当に細かくて、これだけでも世界遺産にならないといけないと思います。
中国という国では、「四書五経」があります。四書は、論語、孟子、大学、中庸です。五経は、詩経、尚書、礼記、周易、春秋です。日本国のほとんどの年号も四書五経から来ています。別国の年号までなった著作は、私の見解ではいつかは世界遺産になることは確実でしょう。「四書五経」は中国の儒教思想も道教思想も混合されています。最近知った話ですが、戦後の政治家は「四書五経」を含む色々な漢籍を読まれていたそうです。
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