第2084話 2021年5月26日
- 2021/05/27
- 10:44

今日の中国太極拳五大流派はかなり昔からそれぞれのルートで発展してきました。当たり前ですが、見解が似ているのならば、わざわざ、異なる流派を立ち上げることは必要ないです。昔では一応、王宗岳太極拳論がほぼ各流派も認めていましたが、今になって、中国の太極拳流派もかなり増えて、同じ流派と名乗っても形がまったく異なって、私がいつも申し上げている中国は自分にとって外国的な存在であることは本当に確実になってきました。
私は幼い頃から、無為無争の生活にはかなり慣れていたのですが、日本に来てからはいきなり社会が変わり、色々と競争の中で生きてきました。もちろん、日本国の競争は今の高度発展の中国の競争とも異なって、日本国の競争は基本礼儀があって、ルールもあって、自由も基本的にあると思いますが、中国の昨今の競争はもっと激しく、背後ではお金で色々な問題が解決できる仕組みは基本的に昔と変わっていませんが、今日の動くお金の額の桁が異なりますね。
中国という国は昔からお金ですべて解決できることになっています。日本ももちろん、色々なことはお金がないと何もできません。日本は法律がもう少し厳しいです。中国は収賄罪では死刑になることもありますね。しかし、日本も中国も、いかなる国においても何故かお金で問題解決は基本です。
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これでは、何とか道で人と接することを大切にしている人は難しくなります。私は断言しますが、師匠の二人はもしかして今日ではあまり日本で一般的に言われている勝ち組にはなれないと思います。逆に、太極拳を職業にしない太極門嫡伝の者も本当に増えましたね。当家では四代の中でも幼い頃から太極拳の三代嫡伝者にしっかりと太極拳はどうか勘弁してくれと、一生懸命勉強しますと、もちろん、一流大学を卒業して今は立派な社会人になりましたね。
今の五代鑑泉社社長も太極拳を職業にしていません。羨ましい限りです。それは、私の夢でもありました。しかし、色々な不運と無能で私はこの社会での一般職も成功していませんし、他の個人事業も色々な不運に遭って、事業は失敗しました。私はもっと複雑な社会の勉強をすれば、もしかして現在の鑑泉社社長と同様に太極の生活ができるかもしれません。
がしかし、もう研究会を立ち上げて7年目になり、今になって生活様式を変えることは基本的にしません。とにかく、懸命にコロナ禍を乗り越えるだけです。ストレスで若い頃に発症していたアレルギーも復活していて、今年はなんと、若い頃に骨髄移植の際の脊椎の痛みも感じましたね。コロナには感染していませんが、色々な理不尽なことから来たストレスはピークにしています。明日の金曜日は必要な買い物をして、何とか仕事から解放されたいですね。

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