第2087話 2021年5月29日
- 2021/05/29
- 11:22

ストレスが溜まっているのは自分だけではありません。昨日も実は池袋中華街の華僑の皆様と色々と会談しました。ご心配は入りません。皆が大人ですので、お酒は飲んでいません。マスクはちゃんと着用しています。小さな声でお話をしましたね。今のところ、池袋中華街の華僑の皆様はまだ一人もコロナになっていません。しかし、ストレスや他に病気で亡くなった方は複数します。特にもう心不全になる年齢ではないですし、基礎疾患で亡くなった方はいないと伺っています。
人様が伝えてくれたことは確かに信憑性はあまりないですが、実際に色々なニュースの報道によると近頃の電車の人身事故は本当に増えていますね。知り合いの一人も電車で自殺しました。中国人が最も悲しいとしているのは、「生離死別」です。生きていて、家族が別れるしかないことと、死別です。これはもはや世界共通ですね。この世では、家族としてのご縁は本当にそれに変わるものがありません。もちろん、親友、師弟関係も一種のご縁だと感じています。何かの共通点があって、何かの共通の研究があって…何かの共通の趣味があってのご縁は、動物同士の付き合いと異なる崇高な行いです。
もちろん、人間と人間の見解が異なるならば、互いに合わないことでかなりひどい結果になることもあります。日本は、人様とあまり深いお付き合いをしないことで有名ですが、正解ですよ。人間関係の難しさを知っている民族はどこも同じですよ。実は故郷上海はおそらく、東京以上にお付き合いしないです。人間関係が難しいからですね。もちろん、同じ興味のグループ、同じ仕事であれば、それなりの付き合いはしますが、最低限度の付き合いになります。
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太極門では、馬岳梁と呉英華の人格が色々な人間に認められています。謙遜でどれほどに馬鹿にされても特に人様と争ったりはしないです。もちろん、いきなり凄い技で攻められたら防衛しますが…私の知っている限り、多くの人は先生の家に訪ねてはいいですが、私の先生とあって、太極拳は養生だけですね。戦えないですねと、面と面向かって何度も言われていました。先生の二人は笑顔で、「お茶をどうぞ」と、人様と言葉での議論はしませんでしたね。最後は、まだ原稿がありますので、これで失礼しますと…これは今の私もできていません。
自分の師匠と比べれば、まだできていない部分が沢山ありますね。
師匠の二人は、国や色々な組織から何かのイベントの要請があっても、たとえば、それが弟子や学生の練習に重ねていれば、必ず、学ぶ人間全員の了解を得るようにしていました。
今日の私は、できる限りこの師匠からの教えを実行しています。
生きていくには、人様と接することは避けられません。
誰でも、自分自身のことを無理に人様に納得させることをしなければ一番よいです。
これは、教える立場の人間の最も難しいところです。
未熟者ですが、よろしければ、一緒に練習しましょう。

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