第2120話 2021年6月30日
- 2021/06/30
- 14:46

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1980年代前半では、中国は確かに一気に沢山の家業が生まれました。海外へ移住しようとする人が増えたことでマネーブロカーもかなり増えました。上海のマネーブロカーは今は海外で何も働かずに普通に生涯食っていけるお金もあって、普通に生活しているようです。日本もも知り合いがいますね。 太極拳という商売ですが、上海では各公園や体育館では24式太極拳はたとえ動乱の真っ只中でも、政府が指定したいわゆる「教練」であれば、普通に教えていましたね。もちろん、会員さんのお月謝はすべて国に収める形になっていて、国は、教練にお給料を支払うことになります。太極拳教練は当時、かなりよい給料をいただいていました。もちろん、教室でどんなに生徒さんが少なくても教練の給料は変わりません。一応、国のお仕事ですからね。 もちろん、たとえ動乱に時代でも密かに民間の太極拳を教えている人がいます。もちろん、いわゆる「階級成分」が特に問題がなければ、公園の管理人にはある程度の賄賂をして、調査が入るならば一応、仲間と無料で太極拳を楽しんでいると、その時に公園管理人の口添えがあれば、基本的にセーフでしたね。 もちろん、当時の馬岳梁先生や傅鐘文先生などではレッスンがあったにしても、それぞれの流派の関係者の紹介がなければ、巨匠の皆の指導をいただくことは無理でしょう。当時の巨匠の皆の指導を仰げるのは基本的に弟子、または、弟子の志願者になります。 今でも、巨匠の皆様は一回の講演会、一回の1時間の講話でおそらく日本円にすれば一千万円位の報酬がなければ、その方々を呼ぶことはあり得ないでしょう。 歌手の方、一曲を歌うことで日本円にしては50万円です。日本だと、結婚式で音楽家で歌手の方に一曲歌っていただくには大体、三万円です。こういう意味では、今日の中国は本当に経済力は強くなったでしょう。 数年前、中国太極門の巨匠の者が日本の千葉県で講演会に臨席されました。その報酬は丁度、一千万円です。 太極の五大流派の巨匠になると、歌手よりも高い時給が支給されます。今は、巨匠の者に入門しても、あまり教えていただけるとは望めません。 一、巨匠はほとんど練習しない人が増えました。 一、太極門は元々、血筋による伝授が基本です。 できる限りの太極を教えています。池袋教室ですが、池袋各線と要町駅の二つの駅が通えられます。真面目に太極を練習したい方を募集しています。

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