第2229話 2021年10月17日
- 2021/10/17
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「太極拳講義」第四章ではこう綴っています。
灵∶灵敏之谓。由轻灵而松沉,由松沉而粘黏,能粘黏即能连随,能连随而後能灵敏,则
可悟及不丢顶。
最初の霊敏という言葉は日本語にどのようにすればよいかは、自分ではおそらく一週間かけて調べていましたね。最後、なんとか普段ではあまり使わない「穎敏」という言葉に辿り着きました。これで日本人の方々に通じるかどうかはわかりませんが、体が結果的に色々な骨格が自由になったことからの穎敏がなければ、人間は基本的に「放松」と内面的な「沉」はあり得ないでしょう。
一般的に、無理して体全体を下に沈んでいくだけで「沉」と解釈する専門家が非常に多いです。これでは、制定太極拳のきれいな低い体勢は伝統武術とはまったく変わらなく、「沉」になるのでしょうかと、色々と制定武術を批判している伝統武術は実際にやっている基本は制定武術とまったく変わらないことでしょうかと、言う疑問は、太極拳五大流派の協議会議では何度も研究してきましたね。
つまり、人間の色々な骨格がある程度相対的に自由になっていなければ、どんな低い体勢でも「沉」にならないと、今回の太極拳講義はこう解釈しています。昔から中国国内では、太極拳の中定はいかにしっかりと立つことで色々と囁かれていましたね。これは今になると更にエスカレート化になってきました。太極拳を練習する人間はいくら練習してもどうもしっかり立てない人間がかなりいるようです。何故か誰がはじまったのかは私もよくわからないですが、站桩を練習すれば、しっかりと立てるようですね。もちろん、私は站桩を練習したことがありませんので、站桩でしっかりと立てるのかどうかはまったくわかりませんが、太極はまったくしっかりと立つことが必要ありません。人間はしっかり立つどころか、体のどこかに少しでも硬直するだけでそこの虚実は当然のように壊れてしまいます。
太極は、蠅一匹、羽毛一本でも体のバランスが変わることは、「王宗岳太極拳論」にも言及しているように、まったくしっかりと立つ必要がありません。
もはや、松沉は人間の重さが自然と生きている色々な骨格に自然にかかっているだけです。この状態で太極拳の盘架を続けるだけです。
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文書の次に出てきた「由松沉而粘黏,能粘黏即能连随,能连随而後能灵敏,则可悟及不丢顶。」は、由松の状態での盘架を続けることの結果です。この結果を得るにはおそらく数十年かかります。由松状態までも一定の時間がかかります。これは当然、どのくらいの練習をするのか、または、正確な練習をしているのかにかかっていますね。
太極門では確かに真面目に毎日のように沢山の練習を続ける者で10数年でなんとか十三勢に辿り着きました。当然、沢山の練習をするはずです。
私の信念ですが、武術が強くなるには沢山の練習、正確な練習を続けることは当たり前です。
そして、人間の健康維持は太極十三勢よりも遥かに難しいです。
「太極拳講義」には、沢山の秘伝が隠れています。もちろん、私達と一緒に練習すべき打と思います。私達は正確な練習を把握しています。
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なんとか体を動かして、感染に勝ちましょう。家にいるとあまり安全ではないようです。
これからも徐々に、当研究会を知らない方に徐々に太極を伝えていきます。
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