第2230話 2021年10月18日

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昨日も入門志願の意思表明される会員さんがいました。中国太極門では基本的に学生として12年、つまり干支一巡で師匠の許可が得られるならば、基本的に入門になります。日本語でも入門という表現がありますが、それはおそらく、何かの武術や武道を練習し始める時に使っていますね。つまり、入会ですね。日本武道は基本的に師匠が祖先を礼をして、弟子入り志願者も祖先に礼をして、志願者が師匠と師母に礼をしての入門はしていないようです。私は今日でも多くの日本人の方を太極門に向かい入れる恵みに預かり、嫡伝弟子としてはこれ以上にない祖先への恩返しができることを素直に喜んでいます。
自分はこの7年間の間に描き続けているブログの中では何度も日本人は世界のどの民族よりも太極に適しています。日本人の中には世界のどの民族よりも天性と悟性が豊かであり、しかも、伝統に対する執念は本当にしっかりしたものを持つ方が多いです。先般、先師馬岳梁の120周年誕生祭の際に私は鑑泉社の依頼で呉式太極拳慢架動画を会員の一部の方と代々木公園で撮影して本社に送りました。本部の評価では、会員さんのレベルは上海の一部授権点責任者よりも高いようです。私は実際に中国国内の鑑泉社太極拳レベルもあまり知っていませんが、一般の会員さんのレベルがこの位の評価がいただけるとは正直に誇りに思っています。
研究会は、このご時世でもなんとか続いています。これは当然、伝統太極の素晴らしさに惹かれて、できる限り、太極を生涯の練習するものにしたい方が研究会に徐々に集まってきました。これほどに凄いご縁で繋がっている方に太極を教えるよりも実際に、最近では、一緒に練習する感覚がかなり濃くなってきました。
「太極拳講義」には授受論があり、古代中国では人々は人間を階級で分けることを好んでいましたが、これは実際に太極にも影響が深かったのですが、実際の太極思想は特に人間を階級で分けていません。太極は、人間の本質的部分への悟りのことになります。どの階級の人間も、どの身体能力の人間も、どんなに体が弱くても、年寄りも子供も誰も練習できるはずです。私も実際に中国の時に身体障害者に太極を教えたことがあります。



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太極と人間、それはご縁で繋がっているはずです。私達の鑑泉社という組織は、呉式太極拳の弟子になると当然、自動的に鑑泉社の会員にもなっていただきますが、これは、一月では自販機のペットボトル一本の会費がかかりますね。しかし、明らかに入門の意思がない日本人の方も鑑泉社の会員になっています。
拝師するかどうかは、個人の自由ですが、古代から伝わってきた太極とは誰でも簡単に繋がれることはありません。これはまさに日本語で申し上げているご縁です。

人と人がご縁で繋がっている考えは、古代中国も日本も同じです。日本は古代中国の漢字をおそらくいつの時代においても使い続けることになると思います。
先般、日本のトップは年号をどうしても漢籍ではなく、国籍にする一存で適当に年号を選んだのですが、本気で漢籍をやめるならば、漢字もやめるべきでしょう。
日本では一部の人間を太極拳の言葉を適当に解釈しています。これはもはや太極に対する冒涜です。

「太極拳講義」、好評発売中。今回は、本にある二次元バーコードで直接わたくしの慢架の四方向動画に繋がっております。呉鑑泉の基本太極拳は今回初めて公にしました。
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電子書籍の発売はもう少しお待ちくださいませ、原稿は完了したとのご一報が入りました。
今回は太極専門書として、是非とも、皆様に知っていただきたい秘密を公にしています。どうぞ、周りの方にもお勧めください。固定観念への挑戦のつもりでこの「太極拳講義」を書きました。実際にこれは私個人の見解ではなく、祖先呉鑑泉の見解です。
なんとか体を動かして、感染に勝ちましょう。家にいるとあまり安全ではないようです。
これからも徐々に、当研究会を知らない方に徐々に太極を伝えていきます。
真面目に太極を練習したい方を募集しています。
コロナで一部の会員はご連絡もなく消えていきました。今ならば入会できます。

未来館大明と秋津公民館が使えることを祈っています。