第2237話 2021年10月25日
- 2021/10/25
- 13:58

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大局の意とはいかなるものかを考える人は本当に少なくなりましたね。まるで、今日のレッスンで先生が太極拳は意を使うべきだと言ったら、今日からは皆様がすぐに意で体を動かしているように簡単ですが、実際に、私はこの「意」で少なくとも人生の30年はかかってきました。しかも、「意」は太極と同様に常に進んでいくものであり、「意」の境地はまずは完了することはあり得ないです。私はこのように話すと現在の多くの会員様は一定の理解が得られると思いますが、界隈では当然、まさかとかまたまたとか、言い過ぎだとか片付けられてしまいますね。
結局、世には今日になって、どのように「意」を説明するようになったのかは私もしっかりとした調査をする時間さえないと思います。これは、今日では「意」については本当に多種多様で本当にこれでもかこれでもかと信じられないほどのパターンが存在していますね。基本的に、世の中の多くは、伸ばす手を意識する、上げていく足に意識する、しっかりと立つように意識して踏み込む…おっとっと、丹田に常に意識することは当たり前ですね。多くの方にとってはこれらが「意」の使い方になることは当たり前のようです。実際に、太極五大流派の主流の各家庭では皆がくすくすと笑っております。では、本当に太極門が封建社会の影響が深く、再伝弟子にはあまり積極的に教えるつもりがないでしょうかと、それは必ずしもこうではありません。実際に説明をして、皆はこのように練習しているかどうかが根本的な問題である気がしますね。私は現在の拝師師父は馬江麟であることは一般的に知られていますが、馬江麟師父は多くの再伝弟子に恵まれており、師父はいつものように皆に慢架の練習方法、要点を説明しています。しかし、非常に残念ですが、現在では多くの私の同門は真面目に慢架を練習せずにして、密かになんじゃら站桩を練習している者が大勢いると聞いております。
ゆっくりした慢架がきつくて、これで内勁になるのかという疑問で太極門の再伝弟子が簡単な站桩を選んでいるのはおそらく、当家だけではないでしょう。太極門の弟子で太極拳を練習しないで站桩ばっかり練習していることはどう考えても言語道断でしょう。街角のいわゆる太極拳教室では教える人間さえ太極拳を覚えていないので、内容としては站桩のような内容になるのが仕方がないですが、しっかりと慢架を覚えているにも関わらず練習しないで、わけがわからない站桩を練習するのは、流派の不信しか思えないですね。
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「意」とは何かと聞かれると、私は迷いなく、筋肉の力ではなく、骨格自らの力で体を動かすことを申します。師匠からこのように教わっていました。筋肉がかなり柔らかい上で動き続けることによって人間はいつかはほぼ骨格だけで動けられるようになります。しかし、どのようにこの状態まで練習するのかは確かに師匠はあまり公に教えていません。教えてもわからない人が多いからです。教えても、真面目に練習を続けていく人ではないとなんの意味もありません。もちろん、日本人の方々ではこのように何も考えずにして練習を重ねる美徳の方が非常に多いです。これは何故、私が長い間に中国人よりも世界のどの国よりも日本人が最も太極に適していると言い続けている原因です。多くの日本人は本当に真面目です。
中国清朝の末期、楊式太極拳の大先生が太極拳の名付け親の王宗岳に尋ねては自分の練習している太極拳の正確度を伺われたそうですが、王宗岳よりは、「起承転接(起承転結ではない)、気沉開合のすべてのポイントの断点をなくしていくべき」とのアドバイスをいただきました。これはつまり、人間の動作は僅かに方向を変えただけでも使う筋肉が異なります。人間は異なる筋肉の動作(起承転接)が始まると必ず、再スタートの動作が入ります。異なる筋肉の動きの時に筋肉が本当に柔らかくなって、しかも、ゆっくりした動作であれば、その時に人間の動作は方向が変わっても再スタートがほぼ無くなりますね。やがて、内面の骨格の動き(気沉開合)も徐々に再スタートがなくなれば、人間ははじめて「意」で動くようになります。さらに、全身の内勁が徐々に思う通りに動けられるようになればはじめて、「以意行気」の境地に入ります。
多分また、私は本日も喋り過ぎると思われる方がいらっしゃると思いますが、本日の最後までの練習法で私は30数年もかかりました。健康体操を30数年練習したわけではありません。
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今回は太極専門書として、是非とも、皆様に知っていただきたい秘密を公にしています。どうぞ、周りの方にもお勧めください。固定観念への挑戦のつもりでこの「太極拳講義」を書きました。実際にこれは私個人の見解ではなく、祖先呉鑑泉の見解です。
なんとか体を動かして、感染に勝ちましょう。家にいるとあまり安全ではないようです。
これからも徐々に、当研究会を知らない方に徐々に太極を伝えていきます。
真面目に太極を練習したい方を募集しています。
コロナで一部の会員はご連絡もなく消えていきました。今ならば秋津公民館の水曜日と土曜日教室は入会できます。
新型コロナウィルスが一日でも早く終息することを祈っています。

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