第2240話 2021年10月28日

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今朝ほどの中国国内のネットでは太極拳の巨匠達の授業料の高騰に言及しました。話では太極門の某流派の巨匠の集中講座の1時間の授業料は日本円にして約10万円とのことです。そして、集中講座はなんと1日コースで富裕層の人々は約1日にして日本円の80万円を支払ったとか、もちろん、巨匠はその1日の収入が日本円の数千万円になりますね。
少し前に中国の長者番付の一人が太極門の嫡伝に準ずる先生の入門されてからは、その流派の授業料なんかはさらに高騰してきましたね。コロナの前の年にその流派の嫡伝弟子が日本でも講和の実演をされたと伺ったのですが、その時も一部の話しでは相当な金額の報酬が支払われたと伺っていますが、今朝ほどのニュースと比べてもまだそこまで高額な報酬ではなかったですね。中国の富裕層は銀座の爆買いよりももっとお金を使っていることはわかりましたね。
実際、こういう場合は別に太極門嫡伝弟子の周りに集まらなくてもよいですね。それこそ、豪華な酒宴の元でいくらでも商売や株の交流ができます。しかし、富裕層が著名画家の元で集まるのならば、その人達はただお金があるのだけではなく、芸術にも一定の見解が持てることと同様に、太極門巨匠の元で集まっていれば、人生哲学である「道学」も学習していることのアピールの他に何もないと思います。彼ら、真面目に太極を練習することはないはずです。芸術や文化、哲学を親しむことによって、富裕層のイメージが変わるだけです。
しかし、少なくとも、イメージだけでも、今日の中国の富裕層はなんとか自分も文化人であって、古代の哲学を勉強していることで人生への悟性を悟ろうとする姿勢を見せています。まあ、これ以上、私は何も語れませんが…



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逆に先日、私は出版したばっかりの拙作「太極拳講義」を日本人の知人の中流階級の会合に持ち込み、その場で宣伝してみたのですが、色々と嘲笑いが遭ったのですね。私は特に怒っていませんでした。知人の面子を潰すわけにはいきませんので、私は知人に挨拶をしてその場を退きました、数年前だとおそらく私はどこかで山ほどにお酒を飲んでは町のどこまで倒れると思いますが、今回は本当に冷静でした。自分自身の成長を感じております。

このような話しですが、おそらく、私が日本の歌舞伎をいわゆる日本の文化人の中流階級のパーテイーで宣伝しても同じくらいに受け入れてくれなかったと思います。ですので、私はその日はお酒を一滴も飲まずに過ごしました。何も不満がありませんでしたね。
日本の上流階級の人々は話を伺うと漢籍を読まれている方が非常に多いと伺っています。中国古代の文化を知れば知るほど、今の世の中の太極拳は本当に古代文化とは言えないことは明白です。よって、自分は研究会を立ち上げた頃と比べれば、もっと、日本を知るようになったことは素直に嬉しく存じます。
拙作がいつか、日本国の沢山の漢籍を読まれている真面目な方々のお目にとどまることを心より願っております。

「太極拳講義」、好評発売中。今回は、本にある二次元バーコードで直接わたくしの慢架の四方向動画に繋がっております。呉鑑泉の基本太極拳は今回初めて公にしました。
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電子書籍の発売はもう少しお待ちくださいませ、原稿は完了したとのご一報が入りました。
今回は太極専門書として、是非とも、皆様に知っていただきたい秘密を公にしています。どうぞ、周りの方にもお勧めください。固定観念への挑戦のつもりでこの「太極拳講義」を書きました。実際にこれは私個人の見解ではなく、祖先呉鑑泉の見解です。
なんとか体を動かして、感染に勝ちましょう。家にいるとあまり安全ではないようです。
これからも徐々に、当研究会を知らない方に徐々に太極を伝えていきます。
真面目に太極を練習したい方を募集しています。
コロナで一部の会員はご連絡もなく消えていきました。今ならば秋津公民館の水曜日と土曜日教室は入会できます。

新型コロナウィルスが一日でも早く終息することを祈っています。