第2273話 2021年11月30日
- 2021/11/30
- 15:00

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明日からは師走です。日本語ではおそらく儒教の影響が強く、漢字の意味も限定されてきたと思いますが、「走」という言葉はごく自然にハシルとしての認識は当たり前のようですね。古代中国では「走」という感じでは普通に歩く(アルク)として解釈してきまして、今日の中国でも「走」となったら、歩くことを指すことは一般的です。このようなことを書いているうちに、自分たちは来日して日本語の漢字の意味でどれほどに奮闘したのかを思い出させられますね。真面目に日本語を勉強した中国人は皆、このような経験があった思います。そして、私は本日、「走」という漢字が中国語の中で色々な意味を自分なりに研究してみたいと思います。
一、「走」は帰るという意味もあります。「人一走、茶就涼」、これは、お客さんが帰れば、特にお茶の急須にお湯を継ぎ足す必要がなくなったと、ここは、走は帰るという意味になります。昔の中国では、一人のご主人が亡くなると、未亡人や子供に対しては皆が冷たかったからです。太極門の弟子も師父がいなくなったら、師母のところには通わなくなったこともありますね。拝師をして師父にまったく連絡も取らない人は論外でしょう。「人走了、茶不能涼」は上海や金三角あたりの人々の言い回しになります。
一、「走」は歩くという意味になります。「走路」は日本語の歩行、もちろん、中国語にも歩行という言葉があります。意味は同じです。
一、「走」は更に訪問する意味もあります。「走親戚」は親戚を訪ねることとの意味になります。
他にも実は沢山の意味がありますね。中国語の難しさと言えば、ここだと思います。
「師走」の出典は、僧侶(師は、僧侶の意)が仏事で走り回る忙しさから、という平安時代からの説がありますが、中国ではお正月が近づくと他所の地で教えている立場の人間は自然と家に戻ることになります。それぞれの文化では違う文化が形成したと考えても間違いはないでしょう。考えてみると昔の日本国の僧侶はおそらく個人事業で経営していましたね。お正月が近づくと忙しくなることはあり得ますね。
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日本の個人事業は、年中無休でなんとか繋がっています。規制緩和前に個人経営の小さなコンビニエンスはあちらこちらにありました。中には老夫婦で経営しているところもありました。商品の補充は仕事を終えた子供が手伝っていたと、私が大久保に住んでいた頃にアパートのすぐ近くにこのようなお店がありました。もちろん、年中無休です。店主の言葉からすると、人生の楽しみは仕事です。私は店主に休日は何をするのかと伺うと、休みがないとの返事が来ましたね。考えてみると、当時の出稼ぎ目的で来日した中国の人々は、でき限りの数年間で稼いで、将来帰国したのちは生涯働かずに生きて行くと考えていた人もいましたが、その方々のほとんどは今もボロボロです。中国も近年では急に商品価値が大きく変わりましたね。
日本人の多くの方、特に個人事業の方々は本当に休日がないですね。長く日本で頑張ってきた華僑で個人事業を営まれている人々も似ています。
意の話しですが、本日で一旦中断させていただきます。
意は、太極練習の中で交互のポン、チー、リー、アンが四病修正の中で沢山の練習が皮切りでのみ進む道であり、太極門は昔から再伝弟子も教えない秘伝であります。つまり、ポンとリーの不頂丢、チーとアンの不頂丢の交互の入れ替えになります。わからないでしょう。私は現在でも教室で6、7年も一緒に練習してきた方々にようやく徐々に教えるようにしています。
今日になると、失伝になった流派の若い方があちらこちらウロウロして、まだ、失伝になっていない流派の人間となんだかの形で交流しようとしているくらいです。
太極は決して、一言の秘伝ですぐに達人になれるわけではありません。
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なんとか体を動かして、感染に勝ちましょう。家にいるとあまり安全ではないようです。
これからも徐々に、当研究会を知らない方に徐々に太極を伝えていきます。
真面目に太極を練習したい方を募集しています。
コロナで一部の会員はご連絡もなく消えていきました。今ならば秋津公民館の水曜日と土曜日教室は入会できます。
新型コロナウィルスが一日でも早く終息することを祈っています。

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