第251話 人体バランスの啓示
- 2016/04/30
- 23:34

太極拳を修練する際に極度に血圧が低い人間ならば大丈夫かと、考えてみたことはあるのでしょうか。私も実若い頃は色々な原因で血圧が低かったのです。もちろん、タバコを完全にやめ、お酒もできるだけコントロールし、太極修練も年数を重ねることで、今日では、私の血圧が普通になりました。
ところで、昨日の記事では、人間の副交感神経を多いに語りましたが、人間は副交感神経によるデータ伝達が続くと末梢血管の拡張が確実になり、極度の低血圧の方は一時の部分貧血によって、体内の酸欠状態になってしまいます。
今日の一般的な太極拳で申すと、健康への影響はあまりないことですが、高血圧の方は血圧があまり変わらないことが普通だと感じております。血圧が微妙に下がっていくのならば、一応、高血圧の患者はかなり助かります。しかし、太極修練は本来、何事においてもバランスが大事です。これは、交感神経と副交感神経を使ってのデータ伝達も同じです。
太極修練はもともと、人体内の各バランスや五行のバランスをできる限り均等な割合を保つことになります。言い換えれば、交感神経と副交感神経を交互にバランス良くデータ伝達をすることによって、一番良い血圧やその他の人体機能の良い数字で現れるわけです。ここまでは本日、当研究会の医者の方との研究で得た結果です。人様の健康の為には一定の医学的な根拠がなければ、適当にネットで語ることは、私の性に合わないことです。
人間の血圧やその他の身体機能はいろいろな体内エネルギーや神経伝達経路の満遍なく使われれば、人間にとっての一種の徹底した健康状態が得られます。もちろん、このような状態を得る為にも何年をかけての正しい練習になります。これを多くの方と分かち合いをして参ります。入会、お待ちしております。
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