第2485話 2022年8月30日
- 2022/08/30
- 14:00

昨日は人生で2度目の特異経験をしました。会員の一人は自分が剣の練習をしている際に、とある角度から自分の剣がうねり上がっているように、捻っているように、曲がっているように見えたと告げられました。これは、人生で2度目です。剣はアマゾンで二千円くらいで買えるもので、捻られるわけがないです。
2003年という歳に中国は鄭州という河南省の大都会で、陳氏19世の嫡親弟子の方も、自分の剣の動きの中に剣がうねり上がり、捻り、曲がる気配は随所感じると告げられたことがあります。その時、あの先生は確かにビール2本くらい飲まれたこともあって、私はまさかと思っていました。昨日、自分の会員さんはまったく飲んでいない状態で私に同様のことを告げて来られたわけですが、流石に、自分は少し真剣に考えるようにしました。
理屈からするとこのような現象は不可能ではないです。
これは、全身の虚実が全部生きてきて、纏糸勁は全身のすべてのポイントに到達して、もちろん、その時に体の表現としては見えるうねりや螺旋動作は一切なく、内勁だけがうねり上がり、曲がり、捻る状態で末端に到達するとすれば、その一瞬、末端が剣であれば当然、その剣はその長さによって、体内に起きている纏糸勁の連動されては剣に伝わり、とある角度で偶然見ているの昨日の会員さんが見えた風景が現れます。
本来ならば、太極は永遠に完了することがなく、太極は毎日のように練習を続けていない限り、太極勁の進歩もありません。
もちろん、正しい練習も必要です。外家拳のように、空手のように太極拳を練習しても結果としては、外家拳の勁と空手の勁の練習しかしていないです。
太極とはなんだろうかと、これは是非とももう一度見直しすべきと感じています。
皆様、いかがですか。

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