第2494話 2022年9月8日
- 2022/09/08
- 12:26

一応、9月10日まで、すべての教室の推手練習は自粛してきましたが、複数の医者と相談しての結果、もう少し推手練習を見合わせしたいと考えています。自分の教室もそうだし、実際に鑑泉社の授権点教室が教学点教室のレッスンも何度か参加させていただきましたが、人々は国籍、民族問わず、何故か呉式太極拳のようなあまり攻防をしない盘手練習の際に自然と色々と喋ってしまいますね。しかも、そのほとんどの会話は太極と無関係ですね。そして、自分の推手動画を信頼出来る呼吸器内科の専門医に見せたところ、医者の方はまず、至近距離と、接触することと、至近距離の会話、マスクの着用の無意味を指摘しました。そして、自分が相談した医者のほぼ全員は現在、本人は無症状でまったく感じないまま、療養も治療もしないままで自然に治った人は感染者よりも遥かに多く、誰でも感染源になる可能性があるとも指摘されました。自分は複数の医者と相談しましたが、結果はほぼ同様です。一部の先生は完全沈黙の推手練習ならば、マスクの着用であればギリギリいけるのではないかとの見解もありました。自分でかなり考え込んだ結果、これもかなり危険だと感じています。今現在では、コロナにかかってしまった方の話しを伺うと風邪よりも弱い症状のケースも少なくないようですが、しかし、今現在の一番大きな問題は日本の療養システムにあると考えていますね。日本は現在、家に高齢者がいるにもかかわらず、自宅療養での治療と隔離が大勢強いられています。年寄りが感染され、重症化され、他の病気や合併症まで苦しまれて、命を落とすケースも複数伺っております。今回の推手自粛延長は自宅療養の際の大きなリスクを考慮しての決断になります。自宅療養で免疫が弱いお年寄りや子供に更なる感染拡大を少しでも避けたいことを優先しての決断です。
今月いっぱい、一般の教室では推手練習を自粛させていただきます。
国は療養期間を短縮しています。症状が出ている人は10日から7日、無償で陽性が出た場合はさらに短くなったようです。もちろん、風のような症状になりかけていますので、この短縮は仕方がないと言えばそうかもしれません。しかし、適当な自宅療養で体力の弱い人に感染させてしまうことなんかは国や行政、省庁ではしっかりと考えられているのだろうかと、研究されているのだろうかと私は国に伺いたいです。
中国はかなり弱いオミクロンに対しても、出れば部分的な地域ごとのロックダウンを実施しています。まあ、やりすぎですが、しかし、今日の英国や日本の野放しも私からすると極端凄います。日本は一応、管理はしているようですが、今になって、自宅療養で年寄りの感染からくる重症化や合併症などはどうでも良くなりましたね。元々、最初のワクチン一本目の時に何故か医療従事者と年寄りです。今回のオミクロン専用ワクチンも医療従事者と年寄りが優先です。家に年寄りがいれば、その療養も自宅を避けるべきではないでしょうか。
もちろん、このような一民間人の見解はいずれの期間にも通じませんね。
今は牛種練習しませんが、太極拳や気功、武器套路の練習はいくらでもあります。
なんとか体を鍛えて、太極門600年の智慧で多くの方が少しでもウイルスから守りたいです。
ウィルスは確かに弱くなってきたと実感しています。感染しやすい時期であればあるほど、色々な隠れている危険はいつも伴います。
より安全で新型コロナウィルスの終焉に向かいたいです。

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