第2513話 2022年9月27日
- 2022/09/27
- 14:30

現在経営している教室は一応9年目に入っています。現在、続けている会員さんのほとんどは常識的であって、教室は絶対的な安定とは言えませんが、自分自身は色々なストレスから積極的に避けており、会員の方々もかなり協力的に振る舞われています。道の思想を大切にしている教室ですので、教えている私のことも、会員さんの一人ひとりのことも日本国の常識を守った上での人間関係がこの教室を支えて来ました。感無量です。
しかし、社会一般的に太極拳に対する誤解は一向に変わりません。まあ、一国の武術の現状が変わるのは本当に時間がかかると実感しています。本来ならば、中国だと私はいかにもイカサマのように偽太極拳を教えていない限り、他の武術の狂人様が私に突っ込んだり、連絡したりすることは基本的にないです。
日本だとそれは非常に困る時がありますね。形意拳を練習している方が私に連絡して、ご自分の形意拳を見て欲しいと、その動きがあっているかどうかと、私は基本的に形意拳を練習していないので、何故形意拳のイロハがわかるのかと…自分は最初、本当に戸惑っていましたね。後に色々な日本国の中国武術の先輩の方に伺ったところ、皆様は私が何故、呉式太極拳しか教えていないのかとのご指摘がありましたね。人によっては、沈剛先生も24式太極拳を教えればよいではないでしょうかと、または、形意拳はかなり簡単だよと、沢山の動きはないと、沈剛先生ならば、少し練習すればすぐに覚えられると…あの時点で、私は日本では本当に沢山の武術、武術の数で勝負しないといけないと思いました。
がしかし、自分は流派を背負っている立場がありますので、呉式太極拳以外の武術は基本的に兼ねて修練することはできません。非常に残念です。
ところで、話しは違いますが、私はいつか日本国のキックボックシングの先生方に少し話し合いたいと考えております。色々なご質問がありまして、もしもどなたか紹介できるならば非常に嬉しいですね。私はまずはキックボクシングのことも知りたいと考えております。何故かというと、自分の教室にキックさんの見学はかなり多く、電話による問い合わせも時々ありますね。ご質問の多くは何故か、太極拳の動きをキックボクシングに入れたことです。自分はこのようなご質問は理解できません。自分は太極拳を練習していますが、お陰様で人様と試合で戦うことはありませんが、どうしても試合となれば私は他の武術の動きで勝とうとは思いません。もちろん、私は今他の武術は全く練習していませんので、戦うとしても太極拳しか使えません。まあ、死ぬまで試合はないと思いますね(笑)。私は、太極拳をキックボクシングで使い方に対してはいつもこのように答えています。「太極拳を使いたい状態にするのはかなり時間がかかります。自分は20年くらいかかりました。太極拳は上達するには時間がかかります。貴方様は20年かけて太極拳を練習しますか。」と、まあ、んな訳がないね。
昨日も、太極拳の動きをキックボクシングに入れたいとの質問がありました。私はいつも同じ答えでした。「貴方様…」。何故、貴方様なのかは、キックさんからの電話ですが、ほとんどご自分のお名前を名乗らないですね。
「あのー、俺、キックボックシングやってんだけど…」、私は本当に疑問に感じていますが、キックボクシングは礼儀は学ばないでしょうかと…
昨日は更にこのような質問もありました。今はキックボクシングを練習していて、週に一回練習していますが、週一回の練習がよいか、それとも週二回練習すべきかと…私は、自分は毎日太極拳を練習していると答えました。ていうか、こういうご質問は何故、キックボックシングのコーチに聞かないのだろうかと…
そもそも、会員さんをどのように管理しているのかは本当に知りたいですね。
昨日はこのような対応でストレスが溜まりました。夜中に気功の練習をして、なんとか寝られました。
これは、私の人間力の足りなさでもありますので、自分の人間の勉強をもっと深めてまいります。

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