第2543話 2022年10月24日
- 2022/10/24
- 09:22


昨日も僅かな時間で撮影をしてみました。私は学生の頃からブライダルの仕事を少しかじっていましたが、時間をかけて研究することと、趣味で研究することはとうてい違うと今になってやっと理解しました。
まして、自分は今になって、自分はこの年になってまだ負けず嫌いで撮影するならば、かなり集中して、プロのつもりを通していますが、逆にはっきり言って、体はついてこないですね。反応も歳のせいで鈍くなってきました。昨日で感じたことですが、このままではいけないと…なんとか体力の反射力を維持して、このまま普通の老人へズルズル滑り込んでいくのは本当に行けないと感じました。
考えてみると、1980年代から色々な留学生が世界各国に渡られ、中国国内で「特訓班」(短期の特別教室)でマッサージや太極拳、気功などを訓練して海外へ留学しにいたらすぐに金稼ぎになることを当時の留学生の多くは見込んでいましたね。
私が担当していた呉英華先生の教室にも来られました。もうすぐ日本に留学するのですと…面接は呉英華先生の他のお弟子さんが担当していましたので、私は普通にこの人に94日をかけて慢架を教えたつもりでしたが、もちろん、民間の太極拳教室ですので、なんとかコースが終了したとか、なんとか資格とか段位があげられるなとは一切ありません。
数年後に私も来日して、あの方を探してみたのですが、関西方面の教室では昔も今もこの方の名前は上がっていません。太極拳は儲けがないかも、関西は競争が激しいかも、大阪や神戸では呉英華は無名かも…少なくとも、日本で太極拳を教えることの競争の激しさは自分も教えはじめてからようやくわかりました。誹謗中傷、偵察、交流…実力はどのくらいかというと、さわればだいたい右往左往ですが…
個人的には、一つの仕事をなれるには相当時間がかかります。自分は今の趣味である写真がどうしても仕事のようにしていることで実は疲れていますね。
逆に申すと、中国国内で3カ月くらいの太極拳の特訓で、しかも、教える経験もない人ならば、異国の地で言語もうまく通じない状態では簡単に教えられるものではないと思います。
責任を持って、太極を皆様に伝えたいと思います。これだけは45年間かけて、毎日のように練習してきました。そして、日本でもまだ多くの先輩とは比べられないですが、一応、9年間連続して教えてきました。
よろしければ、一緒に練習しましょう。

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