第2581話 2022年11月30日
- 2022/11/30
- 15:02


あと10数時間で師走です。師走になると色々と忙しくなり、いよいよ、一年が終わりですね。12月に入会する方は今まで極めて少ないですが、本気で自分のために太極を練習したい方は、私のところに来ます。
そうそう、私が練習している太極拳は基本的に自分のためのものです。わかりやすく言えば、人さまにいかにきれいに見せるとか、喜ばれるとかは考えていません。これは、すべての制定太極拳と異なりますし、ほぼ世の中のすべての太極拳と名乗っている団体の考えと違います(鑑泉社の他の授権点、教学点含む)。今の世の中では、五大流派の各団体も色々な表演会に出場しています。鑑泉社の団体も最近では太極起勢の前に「開脚」を行なっています。原因は、沢山の試合に出られているだそうです。
太極拳ではなく、私は個人のブログでいつも太極の練習という表現を使っています。他団体の見解との区別を図ることだけですので、特に深い意味がありません。この近代社会の中で、自分自身のため、もちろん、自分自身の健康だけではなく、太極の練習によって、一人の人間の想いも日常の生活習慣も、言葉遣いも、人との接し方も変わってきます。
この点に関しては、私も他の会員様と変わらないです。太極は道の中ではこれ以上にない至上の人間鍛錬法です。太極は言っている「捨己従人」とか、「以意行気」などは決して一人の人間の体の訓練だけではありません。太極を練習することによって、人間のすべてが変わります。これが私が申し上げている太極です。
これならば、この私も実はまだかなり未熟ですね。一人の人間を変えることはそんなに簡単ではありません。太極はこういう意味で本当に難しいと思います。
太極はただの武術ではなく、ただの面白い太極勁でもありません。太極へ悟れば、私達のすべてが変わります。
これは、12月に入会されることを考えている方への言葉です。
今後、毎月の最後の日に次の月に入会を考えている方のために言葉を考えてみます。毎月のように、新しい会員様を迎え入れたいと考えています。毎月のように退会する方がいると設定しなければなりません。
日本の太極拳教室は去って入っての繰り返しになります。これは太極拳教室ですね。私が教えている太極は、太極拳と名前がかなり似ていますので、世の中の太極拳教室と同じ扱いされる方がいてもおかしくありません。徐々に、弁明して参ります。

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