第2600話 2022年12月19日
- 2022/12/19
- 11:11


夜中にサッカーワールドカップが死闘の後、ペナルティキックで勝敗はつきました。アルゼンチンが優勝しました。相当凄い試合になりました。私は朝起きてからネットで少し見ましたね。
道の基本的な見解からすると、近代社会のサッカーの死闘や命をかけての格闘試合などは体に悪く、どうしても試合をみるならば、試合の結果を知った上で凄い試合をみるべきです。人間の養生は実はこのように刺激的な世の中を避けるか、どう上手く刺激的な社会と付き合うかです。
ワールドカップであまり見えてこないものは実はかなり意味深です。アフリカのモロッコチームが初めて自国開催ではない条件でベスト4進出しましたね。優勝したアルゼンチンは予選の時にアジアのチームに負けましたね。日本はスペインとドイツに勝って、かなり強い組で一位予選通過を達成しました。私の予測ですか、これでもしかして、日本の世界ランキングは世界のベスト10入りも夢ではありません。
夜中に優勝したアルゼンチンのスーパースターは常に世界のトップクラスの選手ですが、しかし、彼は世界のトップ倶楽部であるバルセロナに在籍していたことには優勝していません。私の記憶では確かに以前のワールドカップでもアルゼンチンは何度も決勝戦に進みましたが、優勝していません。私は若い頃にスペインの金持ち倶楽部が世界のスーパースターを集めての銀河系軍団の華麗な試合が好きでした。しかし、後にはクロアチア人のオシム監督が率いる日本のJリーグチームの試合を偶然テレビで拝見してからは、銀河系軍団の試合の華麗な試合はあまり面白くないと思うようになりました。弱いチームが素晴らしい監督の采配で急に強くなったことの凄さは銀河系軍団を圧倒しますね。
今は、オシム監督もうすでに他界されましたが、しかし、オシム監督に現在の沢山の欧州Aチームに所属している選手で構築されている日本チームをどう采配するのかと聞くと、オシム監督はきっとこう答えます。「これは、森保の仕事です。僕は森保Japanの善戦を願っています。」
意地を張って仕事をしている人間がこのように淡々とライバルのプロとの関係を語れるのかと、これは、私がオシム語録から得た最も凄い哲学的な啓示です。
2022年ワールドカップはこれですべての試合が終えました。
しかし、偉大なサッカーの神様、生涯22年現役の中で1281ゴールを決めたペレー様は今はおそらくその最期を迎えています。彼は癌の治療のすべてを断念して、今は終期緩和治療を受けています。先日、今回のワールドカップでブラジルチームがクロアチアに負けて全国民が落ち込んでいた一週間前にも、ペレー様は国民に対してメッセージを発表しました。終期緩和治療のサッカーの神様はブラジル国民を慰めました。これは、私が人生の中で最も感動したサッカーの裏話です。本当に感動しました。
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