第2614話 2023年1月2日元日
- 2023/01/02
- 16:43


元旦が過ぎるともうお正月休みは終わったと言っても過言ではありません。お正月の日本は色々なお店が経営していなくて、東京の町も人が本当に少ないのが慣例ですが、今になると面白いことに昨日も私は少し出かけましたが、スペイン語にイタリア語、ポルタガル語が聞こえてきました。私は一応、この3カ国語の聞き分けくらいはなんとかなります。日本はいつの間にかこのように国際社会になったのか、本当に驚きです。
新年早々、また仕方なくFacebookの友達をブロックしました。自分は今年の新年の挨拶で亡き師匠、画家の陸俨少先生の作品を出しております。個人のメッセンジャーからいただいたメッセージに対しても同じく師匠の絵を出しております。これは新年ですので、皆様に少しでもよいもので、めでたい気持ちいっぱいで新しい年を過ごす願いですが、どうしても、陸先生の作品を無名の画家と比較したり、それぞれの凄さがあると言ったりして、そして、私が陸先生の紹介をさせていただきましたね。陸俨少は中国山水画家の第一人、ピカソの世界オクシュン記録を塗り替えた中国国画の中でも近代古代を合わせて指五本に入る一人の人間云々、これほどに説明しても、例のFacebook友達は今度は陸先生の色々な絵の技法を適当に説明しはじめたのですね。まあ、かなり滅茶苦茶ですので、これ以上に説明しても意味がないですし、これ以上のまったく面識がないお付き合いは相当難しいと思って、私は先方にこれ以上のお付き合いは難しいとお伝え、ブロックさせていただきました。
今回は絵の世界でのブロックです。以前にも写真と太極拳の世界でブロックしたことがありました。互いに合わないならば、面と面もあったことがない人ならば、ネットで頓珍漢なお付き合いは基本的に疲れるばっかいです。今でも、一応、Facebookの友達になっていて、その方のタイムラインの投稿は一切触らないようにして、その方が自分の投稿に対するいかなるコメントも無視か非表示にすることに徹しています。まあ、つまり、ブロックの一歩寸前ですね。
文化の伝承を試みている私ですが、本来ならば、できるだけネットで多くの方々と友達になっていくのが常識ですが、どうしても、付き合いにくい方はブロックしかありません。
私達の太極拳教室は今、多くのご縁で繋がっている人々が集まっています。無理して、ご縁のない方と無理して繋がっていると色々な意味で教室の経営に問題が起きると考えています。
文化を伝承しようと、ならば、穏やかに生きることが大切です。自分は山水画が大好きですが、自分は絵がまったく描けません。私は陸俨少先生の記名弟子です。
太極拳の世界の中でも、人格が優れていて、太極拳はまったく練習できないですが、どうしても人格者の師匠に憧れて、記名弟子としての入門が許されることがあります。これは、絵や京劇などの中国伝統芸術にもこのような記名弟子の先例があります。
私は絵の世界はまったく絵が描けない記名弟子の異種類ですが、太極の世界では嫡伝弟子で正真正銘修行をし続けているものです。
記名弟子
一、師匠よりも年上の人
一、その分野のセンスはないですが、人格者でその分野にかなり惹かれている人
一、一定の社会的な身分を持つ人(呉鑑泉、馬岳梁の記名弟子の多くは国のトップクラス)
新年は5日木曜日から始業します。午後13時から17までです。見学、入会面談は可能です。お申し込みください。

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