第2641話 2023年1月29日正月初八
- 2023/01/29
- 10:48


結果的に、旧正月だと中国の場合は基本的に正月の十五、色々な味の「汤圆」を食べて、中華式提灯を楽しんで、旧正月の最後の日と言われる「正月十五」を十分に楽しんでいて、それでやっと正月が終わると、その中に、小年夜、大年夜含んで、基本的に昔ならば、この17日の間には皆がほとんど働く気にはならなっかたですね。自分は若い頃にも普通に製造工場で一年ほど働いていたのですが、その発端は、私が何故かその工場が輸入したドイツの中古の旋盤、ボール盤の取説を翻訳していて、当時の色々な工場には基本的に大卒のエンジニアはまだかなり少なくて、しかも、中国は基本的にエンジニアと工場の技師は別物であって…例えば、一人の労働者は大卒ほどの工業に関する専門知識はないですが、生涯かけて機械の操作や部品の加工、または色々な組み立ての加工などに精通している人で定年退職に近い頃にはひょっとして最後の数年間に名誉職みたいに「技師」という資格を差し上げています。まあ、これはあくまでも各工場がかなり難しい実技の試験で判断していました。この制度はいまだに生きているようです。
自分は結局、あの状態の中で当時では一応、色々な若い人に海外の機械を説明して、なんとか皆と一緒に稼働させたこともあって、中国国内では一年ほどで一応は「技師」という名誉職のような資格は持っております。もちろん、今日の工場ではほとんどの機械がコンピュータ制御であり、我々の昔のアナログ的な機械操作は流石にあり得ないでしょう。もちろん、今の中国のほとんどの企業は個人経営であり、たとえ正月であっても、所定の日に普通に始業しないとそれこそ簡単に解雇されてしまいますね。
しかし、私の青春時代では実はまだ改革開放の初期段階であり、工場でもどちらかというとかなり働いても実際にボーナスはそんなに貰えないですし、当時の基本給料も実はかなり低いです。まあ、正月十五の前に会社は始業しても労働者のほとんどは機械を囲んで色々と話し合いして、タバコが行ったり来たり、互いにお菓子の交換など軽く行っていれば、これで1日は意外にも簡単に終えてしまいますね。もちろん、後半の仕事を頑張ってやれば、その月の所定の任務は意外にも簡単にクリアできるはずです。このようにしているうちに当時の労働者は給料はかなり低いですが、仕事のきつさから、毎月に課せられているノルマは本当にたいしたことではないと私は感じましたね。もちろん、あの頃の労働者が簡単に仕事をやめてしまうのでした。多くの人はテナントを契約して、小さな商店でも経営していれば、一人の工場労働者の給料よりは良いはずです。
このように、我々中国人は国内においても結果的に色々と豊かな生活を求めては国の色々な制度をも完成させてきたことは事実ですね。
国策は基本的に民意の流れに沿って変わってきます。もちろん、中国の場合も一定レベルの民意がなんとなく実現できそうになったのがまだごく最近のことだと記憶しています。
ところで、画家の世界や文化の伝授などでは、実は何故か多くの師匠は弟子に、芸術に身を投じるならば、一定の犠牲を気にしないことがかなり重く伝えていますね。
もちろん、太極拳は芸術の一種だと認識してしまえば、個人の損得は考えていられないことが明白であります。
太極は一種の文化であります。当然、こう思う人間は太極拳をスポーツであると思っている人間とは基本的に共通言語はないはずですね。
呉式太極拳、募集しています。病気の少ない体作りに尽力しています。皆様のご加入、お待ちしています。

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