第2643話 2023年1月31日正月初十
- 2023/01/31
- 09:17


今日という日は、十全十美と言うお祝いの言い方があります。古代の中国人はいつも完全である願いをかけて、色々な祈りや色々な願いを込めた言葉をします。特に新年の時ですね。子供の時に偶然に「死」と言う言葉が漏れてしまった事件がありましたが、それは家の中では相当怒られましたね。
本日のトップの写真ですが、お正月の正月初一から初十までのお祝いの四字熟語が並ぶ写真にしました。漢文は世界のどの言葉も比類できない独特な言語であり、漢文に込めている人間力の豊かさ、漢字に込められている凄い歴史は中国語の言語学者ではないと決して語れないと感じています。日本の年号から生活のありとあらゆる場で感じが使われています。日本人の多くは書道が好きで本当に美しい字を書きます。
本日の写真の中に、「山陽開泰」という言葉があります。これは元々、太極拳の専門用語ではありません。元々は、冬が去って、春がやって来たと言う意味になります。後の世でいつの時代かはわかりませんが、山陽開泰は太極の専門用語になり、一種の最上の太極勁を指すことになりました。まあ、つまり、体の良くない状態が一変して、体のかなり良い状態に生まれ変わったってことですね。
物好きな私は今から、正月初十以降の十一、十二、十三、十四も一応調べてみたいと思います。あまり聞かないですが、探してみたいと思いますね。正月十五はお祝いの言葉が沢山ありますね。だって、もうお正月は終わりですからね。
昔の若い時の工場長は社員がいつになっても働かないのでかなり怒っていたのです。「お前らはいつになってお正月が終わるのか」と、実際に、正月十六の日の朝から機械が全部轟音を帯びて一斉に動き始めました。まあ、中国人は祭りがすくです。人類も祭りが好きです。
呉式太極拳は正月初一から募集しています。すでに限られている教室にしか入れないです。面白い話ですが、毎日のように問い合わせをいただいています。当教室ですが、基本的に月4レッスンになります。特に月一回の料金は考えていませんので、ご了承ください。

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