第2694話 2023年3月24日

昨日の報道では新型コロナウィルスがまた少々増えている傾向にあるようです。
まあ、確かに世界的に見ても感染者数を報道している国はもうかなり少ないですが、日本のマスコミは色々な意味で真面目で世界のいかなる国とも報道の形が異なる気がします。日本は５月に5種に引き下げてもおそらく感染人数の報道はすぐにはやめないと思いますね。
一方、冷静に考えてみると誰も今回の人数の増加はどうしてもマスクの自己責任から二週間がたった今頃のことに繋がります。
今は、マスクが着用していない夜の町は以前にもまして狂い出しています。桜のシーズンにもなったようで泥酔者はかなり増えましたね。
再度の感染拡大は個人的に心配しています。もちろん、これも余計な心配ですね。社会全体の個々の努力でお酒の飲み方などの改革が自発的に行われない限り、日本の感染事情はこれ以上に変わることがありません。
本当に、余計な心配していますね。自分自身が感染しないように色々と気を使って生活するだけだと…

結果として、自分は社会一般のことと個人の感情が混ざって物事を考える欠点がかなり目立ちます。
分かりやすく言えば、日本で考えられている太極拳は江であれば、無理してそれをひっくり返そうとする努力は無駄と言えば基本的に無駄です。これは、このような現状を一人の人間でどうにもならないからです。
逆に、どうしても現状を変えたいのならば、自分と似た見解の仲間を探して、こちらの見解を少しでも多くの人に知っていただくことが一番現実的ではないかと思います。
もっと、現実的にならなといけないと、率直に感じてはいますが、これは以前に誰かの偉い先生が言っていたように、太極拳、やりたければ、並んで授業料を払ってから後に言って、一緒に動くだけだと、とまではこの日本では非現実的ですね。
日本はバブルの時も実はこのようにレストランにお客様が傾れ込むことがあっても、太極拳教室に傾れ込んでくることはあり得ません。
そこが個人としての焦りはいつも感じています。反省点はかなり多くて、人間力の学習はまだまだ足りていないと感じます。

昨日は雨で弟子との練習はできなくて、実は我々は公園で練習しております。私は弟子には無料のレッスンを提供しており、もちろん、できる限り場所代もかからないままで気軽に練習できればと思います。
昨日はあいにく、近くの安い施設も満員で仕方がなく、座学をしました。私は一応、かなり難しい本を書いていて、弟子の皆は言うまでもなく、一緒に編集してくれた弟子も完全に理解できたとまではいかないです。このような難しい書籍も実はある程度売れています。二度目の増刷も視野に入りました。
昨日は、太極勁は盘手だけではなく、実際にこのように動くべきだと色々説明をしました。3人の弟子はある程度納得してくれましたね。
太極勁の練習は一般的な外家拳的な手足の用法と言うよりも、体の使い方が大切です。
体がこうなると、体の内面がこのように動くと、もちろん、人間の体の内面的な動きは本当に簡単ではありません。多くの方が太極推手などの練習が手足の動きに走ることもわからないわけではありません。
このように、できる限り多くの方の内勁練習を手伝っています。
新年度新規会員募集中。一緒に練習しましょう。