第2760話 2023年5月29日

毎日のように事件が起きています。今度は保育園の問題ですね。徳島県の村立保育所では、保育士がお盆にこぼした牛乳をもう一度集めて乳幼児に飲ませたり、何故か他の園児の鼻水を一人の園児に触れさせたりして…二重にオムツをはかせたり（二重だとおしこしても交換しなくても他の保育士はあまり気づかなくて、しばらく変えなくてもよいと、しかし、かぶれるが）、とどのつまり、暴言も吐いたとか…まあ、私も実際に保育士と一緒に仕事をしたことは何度もありました。自分が感じた問題は色々な保育関係の短大や専門学校の教育レベルの低さです。
もちろん、日本の教育は、保育関係だけではありません。色々な学科でかなりの専門職についている人の人間力が乏しいと感じているのは私だけではないでしょう。
もちろん、人間は誰でも荒み状態になれば、一定レベルまで備わっている人間力も崩れます。皆様もきっとこのような経験がおありかと思いますが、物凄い優しい人間が一旦切れると、その怒り方はかなり怖いと、少なくとも、いつもの優しい人ではないと…まあ、俗に言う普段切れない人が一旦切れると怖いってことは、人間の荒み状態を表していると思います。

今年、自分の還暦の年です。当然、節目の年であることは予測していました。人間はこの年になれば、色々な面において通常の人間としての能力は下がってくるはずです。
一方、太極勁の練習を続ける人は、この年になると一定レベルの実力が備わっているはずですが（子供の時からずっと練習してきたケース）、それにおいても私は先代や多くの太極門の先師よりはまだかなりの差があります。近代人の一人としての私は、近代人としての太極修練の難しさを実感しています。
それでも、私は毎日のように会員の皆様と一緒に練習しています。
私が経営している太極拳教室は、呉式太極拳上海鑑泉社授権点と申します。この授権点は中国以外の地域の審査が厳しく、今のところ、世界で二つしかありません。日本国には私達の教室だけになります。
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