第2765話 2023年6月3日
- 2023/06/03
- 12:31


本日は、海外のニュースで中国の旅客機のC919に関する報道を入手しています。まあ、おそらく今後は米国のボーイングのフランスのエアバスの他に、中国の旅客機も市場に割り込んでくることになるでしょうと、まあ、中国新幹線の最初の頃に大事件があって、かなり杜撰な対応で世界中の批判が殺到していましたが、私は今回の中国初の旅客機が何も事故がないことをお祈りしています。もちろん、私はボーイングもエアバスも同じと思いますね。空を飛んでいるわけですので、地面に高速で走っていますので、4月末には私ははじめて大阪の団体に呼ばれていましたが、新幹線で2時間半は切りましたね。地上でこれほどに高速で走る乗り物って、万が一何かが起きると本当に大変なことになりますね。世界で数回の新幹線レベルの電車の大事故が起きましたが、どれも大惨事になりましたね。今朝のニュースではインドで列車の衝突事故があり、今のところ233人が亡くなって、900人以上が怪我をされたとの大惨事が報じられています。ご冥福をお祈りします。
今回のC919の国内線の導入と同時に、台湾便も導入になりそうです。
台湾の観光関係の官僚は意外にもかなり高い評価をされました。まあ、台湾で中国大陸が好きな人はかなりいるようですね。
その台湾の官僚の方は、自分も好きな唐朝詩人李白の「上李邕」と言う詩を引用しました。 大鵬一日同風起
摶搖直上九萬里 假令風歇時下來
猶能簸卻滄溟水 世人見我恆殊調
聞余大言皆冷笑 宣父猶能畏後生
丈夫未可輕年少
李邕は李白の時代の著名文学者です。彼は若い詩人が嫌いで相当馬鹿にしていました若き日李白は李邕当てに書いたこの詩は挑戦者の気持ちがかなり滲み出ています。台湾の関係者がこの詩を引用することになると当然、中国の旅客機はいつか世界旅客機の仲間入りを預言したかのように感じますね。もしかして今はまだ馬鹿にされている未熟者かもしれませんが、いずれはトップに躍り出るだろうと、これはまさに李白が先輩詩人に叩き付けた挑戦状です。
中国の人々は挑戦が好きです。特に、孔子先生の改革を好んでいる方々は人生のすべてが挑戦になることを目標としていますね。私は英語の学習として、毛沢東先生の著作も読んだことがあって、毛先生の詩も読んだことがあります。まあ、毛先生は李白にも挑戦状を叩き出していましたね。
本日紹介した李白の「上李邕」の「大鵬一日同風起、摶搖直上九萬里」に対して、毛沢東先生の詩はこうです。
鲲鹏展翅、九万里、翻动扶摇羊角
これはもう一人の先輩詩人への挑戦ではなく、毛沢東先生は当時、全世界に挑戦状を叩き出そうとしていましたね。
個人的に、道を学んでいるものです。私は自然体で体が動けて、自然に年が取ればよいと考えています。自然体で人間の体をバランスよく動けば理想です。飛行機は安全で目的地に無事着陸できれば、10分20分遅れても特に問題がないと思います。日本の多くの空港会社は着陸が危険ならば、客を説得して引き返ししていますね。腹立つですが、安全であればそれでも仕方がないと思います。
太極も同様、安全に体を動かすしかありません。自分は少し前に練習で思わぬ体の問題は今になって発覚しています。
より安全でより一人の人間の能力に合った動きで体を動かすことは、太極の練習です。
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