第2784話 2023年6月22日
- 2023/06/22
- 12:02


名古屋入国管理局の外国人病児事件でとうとう、動画が法廷で証拠として出されたそうですが、出された証拠動画は3時間ほどで原告側が290時間ほどの動画をすべて出すことを促しています。もちろん、これは法廷に決定権があると思われますね。
しかし、日本という国の行政と言えば、基本的にマニュアル通りに動き、行政書類は一定の規格に満たさないと行政的効果がないと判断されることもあって、当時入管に収容されている外国人の治療にあたっての手続きの方法、申請資格のある人間なども実際には決まっているはずですので、行政執行権がない者が勝手に行動することは確かにできないです。国が訴えれば、検察の方が弁護になりますが、今回の治療遅延致死の裁判で凄腕弁護人では、現在の行政上の手続きがこうなっていると強く主張すれば、司法の判断で行政マニュアルに対しての糾弾はどこまでいけるのか、日本に住む私は一種の学習として一応気軽に追っています。
昨日は嬉しくて、数年前に自分が教室で話したことについて、学生の一人が記録されて、その内容は意外にも私が一昨日の話した内容と矛盾していると…まあ、自分はこのようなことははじめてではありませんし、実際にこのような内容と問い合わせに対してはいつも嬉しく応対しています。もちろん、他の教室の先生ならば、特に太極門の巨匠の皆様ならば、このように質問をすると気分が悪くなる人がほとんどではないかと思いますね。
私は、人様が聞いてくれているからなんでもお答えします。私を批判しなければ、なんでもよいですね。いきなり、「先生、あなたの教えは違います」と言われれば、私は基本的にその人に教室をやめるようにお勧めします。だって、私の教えが違うと判断されたので、もう自分の教室で学ぶ必要がまったくないと思いますよね。
結果、人間の体に変化が起きれば、またはかなり異なった身体能力の方に教えることで私は違うふうに説明することもあれば、自分の以前の教えと異なる内容になることもしばしありました。これを問われれば、私はごく普通に答えていくだけです。何も苦労はしませんし、慣れている仕事ですので時間もさほどかかりません。本当にお安い御用ですよ。
時期によって、矛盾する教えについて、私は一般的にこう説明しています。
日本の現在の数学の教育はどうなっているのかはわかりませんが、自分の小学校の算数の教育では、ゼロは世の中で一番小さな数字でしたが、それが覆されたのは中学校一年の数学でした。つまり、その時に−1という概念が生まれたのですね。学校の先生は、たとえば、あなたは今日財布を家に忘れたと、家に戻って財布を取りに行くのが面倒くさくて、仲間からお金を借りた時に、その借りたお金はマイナスであると説明しましたが、私は数学の先生に自分は面倒臭くても家に帰ってお金をとって来るから、私にはマイナスはありえないと答えましたね。
私、幼い私はこのようなもんです。これが今になってもなんとなくこのようなところが残っている気がします。このような私がここの呉式太極拳教室を教えています。
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