第2786話 2023年6月24日
- 2023/06/24
- 08:10


また、土曜日が来ました。会社が休む人ならば、好きなように寝坊しても構いませんが、家庭持ちだと子供の世話から家事まで、意外にもかなり忙しくなります。この私は今になって、土日はいずれもレッスンがありますが、教室の最初の頃では実は公園で練習していたこともあって、民間で太極拳を教えている爺の教室というと、それは2、3人が集まればもうよいでしょうね。当時では、土曜日だけが5、6人の練習になりましたね。見学の人は意外にもかなり多かったです。残る人が少ないですね。見学の中では、自分はなんとなんと言う流派の伝人だから、太極拳のことはかなりできると、そして、全力で私に向かってくると、こちらが一応これから呉式太極拳を教えたいのに、見学しに来られた人の方が自分よりもかなり偉くなっていましたね。
まあ、教える立場の人間に対して、全力で当たっていくことはこの私の教室だけではありません。大東流柔術で私が敬愛する岡本正剛先生も同じことを言っていましたね。先生が教えているのに、全力で先生を攻めたようですが、岡本先生は、「今は教えているのに、何故攻めるのかとはっきり言ったそうです。教えていなければ、あなたはすでに倒されました」と、まあ、これは武術を学ぶ時の最も基本的なルールであると言っても、過言ではないですが、しかし、今の日本社会で最も足りないのが、格闘ができる状態の人間に対する基本教育になりますね。少なくとも、私は自分のところで学んできた弟子や子供にはこのようにお願いしています。
自身の油断で筋を引っ張ってしまったことで更に色々と無理に体を使ってしまい、しばらくは私沈剛も動きがかなりおかしくて、皆様にかなりご迷惑をおかけしました。
昨日からはかなり普通に動けるようになりました。
これからも、無理なく頑張って参ります。
呉式太極拳上海鑑泉社東京授権点、北海道授権点新規会員募集中。一緒に練習しましょう。

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