第2806話 2023年7月14日
- 2023/07/14
- 10:09


本日からひさしぶりの連休ですが、今回はおそらく色々なお付き合いで終わってしまいそうなきがします。お付き合いは日本の美徳です。もちろん、お付き合いも色々な種類があって、自分はこの辺まではお付き合いするが、この辺まではしないって決めていますが、交友関係が途中で深さが変わるのならば、途中からのお付き合いもします。これはおそらく、上海人と日本人の違いですね。
上海人と言っても自分はどちらかというとかなり古いタイプの上海人です。現在では、中国華僑連の中では、「老法人」と言われて有名です。まあ、お付き合いはかなり慎重だとか、どこかで少し孤高なところがあるとか…これはとのかく、近代人からすると私のようなタイプの人間はなかなか付き合いにくいかもしれません。自分は北海道中国武術倶楽部で教えるようになって、そちらの本部道場が鑑泉社授権点教室にもなり、そのおかげで自分は今も学生の方々と一定レベルのお付き合いがあります。自分の子供とのお付き合いは当然、親情になります。わたくしですが、運が悪く子供には恵まれていなく、若い人との親情は持っておりません。今後の努力によって、少しでも若い弟子の皆との親情のようなお付き合いができれば幸いに存じます。
人間同士は本当に親情のようなお付き合いはできるのかと言われれば、私は不可能だと思います。それどころか、近代では資本主義が高度に発達したことで実は親と子、爺ちゃんと孫の間の親情もかなり薄くなってきたと多くの研究者が言っています。もちろん、多くの世代の割れ目を埋めることはいつの時代も変わらないですが、近代モダン社会では、数年変わると科学技術がかなり凄まじく進むことがあって、これで家族の親情への影響も専門家の皆が指摘しています。
自分は、呉式太極拳の先代の呉英華、馬岳梁先生とのお付き合いで、我々が太極を通してのお付き合いの中では実際にかなりの家族のような親情的なお付き合いができたと自覚しています。そして、このお付き合いは現在、先代のお孫さんのところまで続いています。
このような親情的なお付き合いは、一般の教室にしても、弟子とのお付き合いにしても時折、私という人間は熱心過ぎるほどに行きすぎてしまう時がありますが、私も時々、東京人よりももっと冷たい上海のフランス租界のような付き合いと鑑泉社の付き合いを使い分ける方法にしておりますが、先代との親情関係は私たちの現在の日本呉式太極拳の内容を決めています。
私たちは、呉式太極拳のすべてを教えています。
呉式太極拳上海鑑泉社東京授権点、北海道授権点新規会員募集中。一緒に練習しましょう。

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