第2836話 2023年8月13日
- 2023/08/13
- 12:46


昨日はなでしこジャパンについて語りましたが、私は実際にスポーツに一定の反感があることは多くの知り合いに話したことがあります。スポーツ選手はどちらかというとほとんどの人は満身創痍です。世界大会のために、メダルのために、ライバルに負けないためには自分の命も惜しまぬ懸命ですね。
サッカーワールドカップの主力選手が怪我で、しかしなんとか出したいと、注射して、痛みがまったく感じない状態で出場します。試合が終わるなら病院でもなんでもよいですが、試合のために自分の体を壊す選手は本当に多いと感じます。
人間は、無理をすれば怪我します。素手で氷や石を割る人がいますが、肉体で人様を一撃して倒すために自分自身の体までもかなり壊してしまうと、無理をして石を手で割る方の手を拝見すると、どなたもその手は変形して、骨格まで変形する人もかなりいます。例えば、複数の指が曲がったままだったり、まったく曲げることができなかったりして、このような強さはいかがでしょうかと…わたくしはこの様な強さは入りませんね。
武術が好きな人は多いです。私も嫌いではありません。しかし、武術で自分の手の自由、体の自由、骨格の自由馬で犠牲すれば、武術は果たして楽しいだろうかと思いますね。自分は、人を一撃で倒せる力の技を持っていると、自分は戦えば強いと、その為に自身ををいくら傷みつけてもよいと、馬鹿だと思います。
どんな格闘技も、徐々に強くなっていけばよいと思いますね。そして、私はずっと同じことを申し上げ続けていますが、本当の格闘技の強い人間は必ず、世の中に歳をとっていて、武術経験のない人々にとっての強さはいかなるものかを理解することです。強くなる人間は弱い人の強さを知るべきです。今まで武術にまったくご縁のなかった方々、人生の後半で強くなりたい方々も当然、その権利があって、本当に武術師範はいかなる弱い方々の指導を喜んで受け入れるべきだと思います。
もちろん、弱い方々が怪我から守ることも大切です。いかなる年齢層のかたが武術を練習する場合、時間をかけて少しずつ強くなっていくことが大切です。健康のために武術を練習すべきです。人は誰だって体を壊すことはしたくないと思います。人は誰も健康で体は健やかで思う通りに動けると願うはずです。そうではなければ、病院は世の中から消えますね。
日本の整形外科は世界一に弱いと、これは、日本の整形外科の先生も普通に話しています。整形外科に関わる病は特に、気をつけましょう。スポーツや武術で体を壊すとほとんどの問題は整形外科になります。日本で武術やスポーツをやっている方は特に注意しましょう。
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