第2837話 2023年8月14日
- 2023/08/14
- 13:43


今朝のニュースでは、日本の盆踊りが秋にも世界文化遺産として登録されるとの予測報道が出されています。自分は来日した最初の夏に日本語学校で最初に東京の盆踊りを覚えたのですが、2005年東京都の東村山市に引っ越ししたところで東村山には普通に東京の盆踊りと違う形の存在でびっくりしました。
日本の夏には色々な風物詩があり、さまざまな夏祭り、お神輿担ぎなども世界文化遺産になればよいと思います。どころで、漢文化の多くも本当は積極的に世界文化遺産を申請すべきだと思いますね。山や建物だけではなく、後の世に残すべきものは基本的に全部そうです。がしかし、非常に残念なことですが、今日の中国はお金があって、なんとも言えない改ざんされた文化や新興文化もどさくさに紛れて申請が成功している様です。
中国の武術の世界では現在、色々な新しくできた武術種目が堂々と国も文化財になっています。各行政区の文化財はもうすごいですよ。上海市の文化財の中では我々と違う流れの呉式太極拳も堂々と文化財になっています。今後はまた増えるのでしょう。つまり、こういうことです。あなたはあなたの呉式太極拳をやればよいです。私も私の呉式太極拳があって、やっていますと、こう考えると日本の今の太極拳や武術の乱れっぷりはおそらく中国武術界隈の延長線上にあると推測してもよいかもしれませんね。
1980年代初頭、上海の各公園ではいきなり沢山の気功や太極拳の巨匠が現れました。それぞれの教室ではかなり高いお月謝を取っていました。もちろん、高いと言っても当時の物価感覚ですが、かなりよい収入でしたね。当時、師匠馬岳梁の命令で我々は他の民間太極拳教室と接してはならないので、その時には意外にもかなり日本人の様な感覚でそれぞれは一切無関係だと…もともと、中国人の悪い癖と言ったら人付き合いはかなりベトベトしますが、何故か、公園の太極拳さっぱりしていました。当然、どこの太極拳も似ているので、特に互いに話し合いをする必要もありません。
しかし、私の様な太極拳だと、色々な問い合わせがきますね。中国に帰郷する際にどこで練習するのか本当に困りますね。
このように、わたくしは日本でも他所様とまったく異なる太極拳をやっています。各家の太極拳は基本的に世間の太極拳と異なります。
上海鑑泉社東京授権教育点、北海道中国武術倶楽部授権教学点、新規会員募集中。

スポンサーサイト