第2859話 2023年9月5日
- 2023/09/05
- 14:33


昼に外にいたら、まだかなり暑く感じます。今年は本当に夏が長くて、いつもだと夏には色々なウィルスの感染は穏やかになりますが、今年は猛暑の中で相当の感染拡大が現実となりました。子供の感染もだいぶ増えています。本当に心配です。
太極拳は本来ならば免疫の向上にすごい効果がありますが、しかし、適当な太極拳を練習すると何の結果も残りません。日本では、この国は太極拳はこうですと、私の教室がはじめの頃から、このように色々な人がこう言います。日本は、太極拳の手はこうですと、足はこうですと、骨盤はこう動くのですと…日本の太極拳教室では誰でも教えてよいのかと一瞬思いましたね。実際に、太極拳はこうではないかと教室の中で主張する人が少なくありません。これは、世界の中で太極拳に理論があまりにもまとまっていなくて、太極拳を教えているものはいかにも適当に太極拳を説明している証拠ですね。
実際に、太極は内勁による不頂不丢での手合いになりますが、実際に十三勢の内面的な動きとしては丹田気の練習が大切ですが、しかし、丹田気となると実際に体がどの状態で動けば良いのか、実際にこちらの言う通りに体を動かしているのかで内力が丹田まで満ちることが可能になるのかを把握し、実行していかないといけません。こちらの話しを聞いて、はい、覚えましたと、実際に動くといつもの世の中の適当な動きのままだといつになっても十三勢や丹田気などは得られるものではありませんね。
太極拳の練習の時は、全身すべての関節や骨格が動くこともあれば(一箇所は詰まっているはずです)、全身が緩んで骨格の複数の関節がほぼ力を使っていない状態の動きも大切です。もちろん、全身が完全に緩んでいる状態の中ですべての動きが止まり、腰椎だけが回転している動きもあり、実際に太極拳の足が前後運んでいる時に片足以外の部分は全身止まっています。もちろん、かなり緩んでいる状態で全身が止まっています。
まあ、喋りすぎたとまた多くの会員や弟子が心配されますが、私は心配していません。このような動きは自分が何十年練習してもまだ完成できていないので、秘伝の一言を聞いただけで秘伝はその人のものになるってあり得ません。私は、安心しています。
上海鑑泉社東京授権教育点、北海道中国武術倶楽部授権教学点、新規会員募集中。
偵察はお断りです。

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